「学習指導要領に準拠」した英語4技能システムの導入 | 学研CAIスクールLepton・AIC横浜東戸塚校・横浜戸塚校

当教室には英語のコースがいくつかあります。

 

1、日本人が教える従来型の文法英語

2、ネイティブが対面で教える総合英語

3、ネイティブ無しで4技能をバランスよく学ぶLepton

 

そして2020年3月、当教室は、ネイティブがオンラインで教える、4技能をバランスよく学ぶコースを導入します。

 

日本の従来型の英語教育では「話す」能力が身に付かないことは、我々大人は身を持って体験していると思います。それゆえ、今や多くのお子さんが英会話教室に通う時代になりました。

 

しかし、英会話教室に通ってみて、英語は上達しましたでしょうか。外国人に慣れて楽しそうだけど、アルファベットが書けるかも怪しい。そのような経験は無かったでしょうか。

 

当教室でも、「英会話を何年も習っていたから大丈夫!」と言っていた生徒が英検を受検したら、全く解けなかったことがありました。その子だけが特別ではなく、今まで同じようなケースを何度も見てきたので、「英会話をやっているから大丈夫」という言葉は鬼門でしかありません。

 

ここまで言って何ですが、「英語の上達において英会話は最高のツール」だと私は思っています。ただ、残念なことに、その使い方を間違っているので、効果が薄いのです。

 

英会話を教えている先生は、とても優秀な方たちです。うちの教室に来てくれないかなと思うくらいです。

 

では、何故あまり効果が望めないのか。

 

それは、単純に量が少ないからです。

 

私たちがよくされる質問の中に、「ネイティブ並みに話せるようになるなりますか?」というものがあります。その時に私たちはこう聞き返します。「あなたの両親または一方が英語圏出身ですか?」と。そしてこう続けます。「その方は、常にあなたと一緒にいられる環境ですか?」と。

 

英語が話せるようになるには、常に英語に囲まれた生活をしなければなりません。私たちが日本語を話すことができるのも、いつも日本語に接する環境にあるからです。英語圏出身の親を持ち、どうみても英語が話せそうな見た目の人だけど、日本語しか話せないということをネタにしているタレントもいるくらいです。ちなみに当教室のネイティブ講師のお子さんは、英語が得意ではありません。

 

週に1回英会話をしただけで、英語が話せるようになったとしたら、もはやそれは奇跡です。

 

ただし、大人は別です。

 

大人は英語に関して既にある程度の知識を持っています。それを意識的に会話の中で使う練習をすることができますので、少しの機会さえあれば話せるようになっていきます。

 

つまり、英会話を効果あるものにするためには、予め知識を蓄えた状態で、それを意識的に使っていくということが必要なのです。もちろん英会話のレッスンの中でインプットしていくということも可能ではあります。ただそのためには、なおのこと膨大な時間数を確保しなければならないでしょう。

 

「いやいや、そんなネイティブなんてレベルまでは求めてません」と仰るかもしれませんが、例えば英検1級なんかは、ネイティブの小学校高学年レベルの語彙力が必要になります。日本の小学校高学年のお子さんが日本語を話す様子を思い浮かべてみてください。そのレベルで英語を扱えなければならないということです。英検1級に合格するのがどれだけ難しいか分かると思います。

 

「いやいや、そんな英検1級までは求めてません」と仰るかもしれませんが、難関大学に進学するには準1級以上の英語力は必要ですし、1級を持っている子も多いです。そして、今後その割合はもっと増えていくでしょう。難関の私立大学では、推薦の条件に英検準1級が求められています。そして、難関の国立大学の推薦では1級が必要です。

 

さて、長くなりましたが、「ネイティブがオンラインで教える、4技能をバランスよく学ぶコース」を導入します。ここでは、文法等の知識をあらかじめ日本人と学習し、それを使ったネイティブとの英会話学習をしていきます。

 

実は、学研グループには今回導入するシステム以外にも、毎日オンラインで英会話を提供する会社もあります。最近の流行りですよね。その2つのうちどちらを導入するかで検討しましたが、今回はこういう形になりました。私としては、両方の良い所をかけ合わせたいので、何とか統合できないものかと提案していますが、まだその段階には至ってません。そして、それが出来ている会社は今のところ、日本のどこにもありません。早く改良して欲しいです。

 

テキストは学研が作成しています。

 

同じシステムを、東大合格者数で常に上位にある学校が導入していますが、うちはそれを小学生メインで使っていきたいと思います。なぜなら、これとは比べられないほど質の高い英語コースが当教室にはあるからです。そこまでの繫ぎとしての使用になります。

 

当教室では、海外渡航歴が無くても、小学生で2級、中学生で準1級、高校生で1級というラインが出来上がっておりますので、あとはその人数を増やしていきたいと思います。