今から4年前の2016年9月。
4年後の自分に手紙を書こうという企画がありました。
沢山の生徒達が参加してくれて、教室君のタイムカプセルに投函しました。
2020年のオリンピックイヤーに当時の在籍会員をご招待して盛大に夏休みのイベントとして企画しようかと、当時はざっくりと考えていました。
まさか、2020年がこんな沢山の出来事が起こっているとは全く予想しませんでした。
イベントの開催は無理、、、
さて、このタイムカプセルをどうするか?
指導者は、何か良い方法はないものかと考えました。
実際、中身を見てみると、現在も在籍している会員さんは数名。辛うじてご兄弟に渡してもらえる方も数名。
ほとんどの方が今はお会いする事のないメンバーでした。
もしもオンライン同窓会みたいなものを企画したら中学生や高校生の子達は参加してくれるだろうか?
そもそも私に会いたいだろうか??💦
出した結論は郵送でお手紙を返送するという事でした。
こうなったいきさつを書いて、もしも指導者に会いたいと思ったらいつでも会いに来て下さいの一文を添えました。
この手紙を書いた4年前は自宅教室であったので中には今のテナントの教室を知らない子達もいます。
やはり、私は皆さんに会いたい。
あって近況が聞きたいと書きました。
それから一週間。
いつものように教室に向かうと
「先生!」
と声をかけられました。
この春小学校を卒業したS君が立っています。
「どうしたの?」
「手紙もらったから、、、」
まさかの再会に浮き足立ちました。
この6月から中学生になったS君はJリーガーを目指し、週5で夜クラブチームでサッカーをしているとのこと。塾に通いたくても時間がなく、自宅で通信講座で頑張っていると聞き安心しました。
こういう出来事に遭遇すると指導者は本当にこの仕事をしていて良かったと思えます。
また、誰かが訪ねてきてくれる事を願いつつ、日々の教室を頑張るだけです。