先日、配達員、皆に声かけをしている事務員の姿をみました。

 

「今日は変更箇所が多いのでしっかり確認をしていってください」と。

 

自主的に声をかけている事務員の姿をみて

 

すばらしいなと感心しました。

 

そしてアランの[幸福論]のなかのこんな一節を思い出しました。

 

仕事は、あらゆるものの中で最高のものであり、最悪のものでもある。

自分から進んで自由に働くのであれば最高、逆に、そこに自主性がなければ最悪である。

もっとも自由な仕事は、仕事をする人が自分の経験と知識によって調整できる仕事である。

仕事のでき具合を自分の目で実際にたしかめながら、そのでき具合だけを頼りに調整を行ない、そこから学べることに自ら進んで耳をかたむけているかぎり、人は幸せである。」

 

主体的に仕事に取り組むこと。

 

それは仕事を、たのしいものに、また最高のものに変えてくれる。

そう感じられる一場面でした。