みなさんお元気ですか? 「広島のガキおやじ くまもん」です!

「FUN FAN TODAY!」のお時間となりました。

本日もいつものようにおつきあいよろしくお願いします。

 

平成回顧録⑧ 平成13年(2001年)

平成回顧録は21世紀に突入しました。平成13年・2001年について語りましょう・・・。

「2001年の漢字」・・・毎年12月に発表の恒例行事ですねぇ。(日本漢字能力検定協会のキャンペーン)

ズバリ・・・「戦」

世界情勢では「アメリカ同時多発テロ事件」の発生と「対テロ戦争」の始まり。さらにその一環として開始されたアメリカ主導による「アフガニスタン侵攻」などテロや戦争が絶えなかった状況でした。

また日本国内でもリストラや失業、狂牛病との闘いなど生活の場が戦場と化し、政治においても小泉内閣の構造改革をめぐる抵抗勢力との闘いが注目されました。

 

【小泉内閣発足】

●平成13年(2001年)4月26日、小泉純一郎が第87代内閣総理大臣(首相)に就任、「第1次小泉内閣」が発足しました。

 前任の森内閣は総理総裁の森喜朗本人の数々の失言や、2001年2月10日に発生した「えひめ丸事故」(愛媛県宇和島水産高等学校練習船がアメリカ海軍の原子力潜水艦にハワイ沖で衝突される事故)の対応の不手際から国民の支持を失っていました。

閉塞した政治・経済に国民の不満が高まる中、自由民主党総裁選では「古い自民党をぶっ壊して政治経済の構造改革を行なう。」とワン府レースで分かりやすい発言をする小泉に人気が集まった。小泉の政治家らしかぬ容姿も人気につながったと考えられます。

この流れはその後7月の参議院議員選挙まで続き、漠然とした「小泉総理が日本を変えてくれるかもしれない。」という国民の期待を受けました。

 

「聖域なき改革」「改革には痛みを伴うもの」「感動した!」など小泉語録が次々飛び出す。

まさに「ワイドショー内閣」でありました。

小泉内閣は(平成18年)2006年9月まで約5年半続き、長期政権でありました。

 

【この年も信じられない事件・事故が次々起こる・・・】

●2001年も信じられない事件が次々起きました。

1月17日には「広島家族3人放火殺人事件」発生

5月8日には「武富士弘前支店強盗放火殺人事件」発生(翌年犯人逮捕・2014年死刑執行)

6月8日には「大阪教育大附属池田小児童殺傷事件」発生。8人死亡・15人負傷、(犯人Tは2004年に死刑執行)

7月21日には明石花火大会歩道橋事故」将棋倒しとなり11人死亡

 

【日本の企業の動きをみると・・・】

●1月30日:ダイエー創業者の中内功氏が臨時株主総会で会長職を辞任。中内によるダイエー支配に幕。

●3月30日:日本製紙と大昭和製紙が株式移転により「ユニパックホールディング」を設立。

 現在の「日本製紙グループ本社」⇒持ち株会社(ホールディングス)のはしり・・・。

●3月31日:ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)が大阪市に開業。

●4月1日:さくら銀行と住友銀行が合併して「三井住友銀行」誕生

●4月2日:三和銀行、東海銀行、東洋信託銀行が経営統合、金融持ち株会社「UFJホールディングス」発足

●6月22日:改正JR会社法施行、JR本州3社(東日本・東海・西日本)の純粋民間会社化が実現

●6月29日:富士コカ・コーラボトリングと中京コカ・コーラボトリングが経営統合、コカ・コーラセントラルジャパン設立。

 コカ・コーラボトラーズの合併が以降さらに進む・・・。

●8月21日:ジャスコ株式会社がイオン株式会社に変更、

●9月4日:東京ディズニー・シー開園

●9月12日:1984年以来、日経平均株価の終値が1万円を下回る

●10月1日:トステムとINAXが経営統合してINAXトステム・ホールディングス発足(現在のLIXILグループ)

        三菱グループの製薬会社「三菱東京製薬株式会社」と武田薬品工業の子会社「ウェルファイド株式会社」が合併、「三菱ウェルファーマ」発足(現在の田辺三菱製薬)

●11月1日:東京証券取引所が「株式会社」に組織変更

●11月18日:JR東日本「Suica」のサービス開始

●12月7日:高松琴平電気鉄道が民事再生法適用を申請、前年7月のそごうグループの破たんが引き金に・・・。

●12月28日:石川銀行破たん

企業の合併、持ち株会社化が進行、平成の不況で経営破たんする企業も続出しました。

私自身当時在籍していた会社も2001年は債務超過がさらに進行し、経営陣が総入れ替え

当時会社にいた私自身「いったい誰の会社」か分からない状態となってしまった感じでした。

結局この翌年「経営破たん」しました。2001年そしてこの後の2002年は私にとって本当に辛い年でありました。

 

【NPBプレイバック!】

★平成13年(2001年)の日本プロ野球

●セントラルリーグ順位

①ヤクルトスワローズ(4年ぶり6度目のリーグ優勝)

②読売ジャイアンツ

③横浜ベイスターズ

④広島東洋カープ

➄中日ドラゴンズ

⑥阪神タイガーズ

●パシフィックリーグ順位

①大阪近鉄バファローズ

②福岡ダイエーホークス

③西武ライオンズ

④オリックスブルーウェーブ

➄千葉ロッテマリーンズ

⑥日本ハムファイターズ

大阪近鉄、9月26日のオリックス戦、(大阪ドーム)、2-5とリードされた場面の9回ウラ ノーアウト・満塁で代打北川登場

 

日本プロ野球史上初となる「代打逆転サヨナラ満塁優勝決定ホームラン」で大阪近鉄・最後のリーグ優勝を飾りました。

当時のABCの楠淳生(くすあつお)アナウンサーの実況もすごい・・・

「しっかりと踏め!しっかりと踏めよ!ちゃんと踏めよ!ホームイン!!」

楠アナが「楠熱男アナ」になる瞬間でした!(ABCの内部でもたまにこう書かれます。脱線しました・・・)

●2001年「日本シリーズ」はヤクルトスワローズVS大阪近鉄バファローズの対決

若松勉監督率いるヤクルトVS「1979・1980のV2戦士」梨田昌孝監督率いる近鉄の対決

「いてまえ打線」で勝ち抜いた近鉄に対し、ヤクルトの頭脳・古田敦也捕手との対決が最大注目に・・・。

4勝1敗でヤクルトスワローズが日本一に!

最高殊勲選手賞:古田敦也(ヤクルト)、敢闘選手賞:タフィ・ローズ(大阪近鉄)

優秀選手賞:真中満(ヤクルト)、石井一久(ヤクルト)、岩村明憲(ヤクルト)

 

【平成13年(2001年)オリコン年間シングルランキングTOP20】

①Can You Keep A Secret?(宇多田ヒカル)

②M(浜崎あゆみ)

③PIECES OF A DREAM(CHEMISTRY)

④波乗りジョニー(桑田佳祐)

➄恋愛レボリューション21(モーニング娘。)

⑥白い恋人達(桑田佳祐)

⑦evolution(浜崎あゆみ)

⑧ボクの背中には羽根がある(Kinki Kids)

⑨Lifetime Respect(三木道山)

⑩アゲハ蝶(ポルノグラフィティ)

⑪ultra soul(B’z)

⑫Everything(MISIA)

⑬fragile(Every Little Thing)

⑭Endless sorrow(浜崎あゆみ)

⑮ミニモニ。じゃんけんぴょん。(ミニモニ。)

⑯NEVER EVER(浜崎あゆみ)

⑰Dearest(浜崎あゆみ)

⑱明日があるさ(ウルフルズ)

⑲Point of No Return(CHEMISTRY)

⑳ザ☆ピース(モーニング娘。)

★年間シングル3位「PIECES OF A DREAM」(CHEMISTRY)

麻生哲朗:作詞、藤本和則:作曲・編曲(2001年3月7日発売)

TV TOKYO「ASAYAN超男子。オーディション」出身(川端要、堂珍嘉邦)のツインヴォーカルユニット

プロデュースは松尾KC潔(同時期では平井堅のプロデュースも手掛けた。)

 

「平成回顧録」、今回は激動の21世紀突入を振り返ってみました。

次回もお楽しみに・・・。

本日も最後までご愛読いただきまして誠にありがとうございます。

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