ライトゲームにおけるリグの使い分け。 | 来島海峡釣行記

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手軽なSWライトゲームをメインに楽しんでます。

最近、ライトゲームのリグはどんな感じで使い分けてるんですか?といった類いの質問をよく受けます。









こ、この質問…なかなかやっかい( ̄▽ ̄;)笑
丁寧にお答えすれば、かなり長くなっちゃうし、わかりやすく要点をまとめながら喋るのは相当難しい。
正直、その場でズバッと答えられる程、賢くないし饒舌でもないので、ブログの記事にてまとめることにしました。









ジグヘッド、スプリットショット、キャロライナ、フロート、ダウンショット、、、
SWライトゲームのワーミングで使われるリグは、ざっとこんな感じでしょうか。
その中でも特に使用頻度の高い3種類のリグの自分なりの使い分けを書いてみます。









ライトゲームでのリグの使いどころを迷っておられる方へ、、、
自分の経験が、少しでもお役に立てれば幸いです。
ただし、ここからはあくまで僕の個人的な見解ですので、興味のある方のみご覧くださいm(__)m 









☆長所★短所《ライン別相性》








【ジグヘッドリグ】




☆リグるのが簡単。
☆アタリや操作感がダイレクト。
☆ジグヘッドの姿勢を保ちやすい。
☆ナチュラルなアプローチが可能。
☆各レンジを探りやすい。

★飛距離が出ない。
★魚のサイズや状況にもよるが、重くするほど食い込みは悪くなる。
★風に弱い。
★激流に弱い。


《ライン別の相性》
PE…△
フロロ…◎
エステル…◎


近距離戦なら、このリグが最強ではないでしょうか。
潮の流れ方や、魚が居る居ないの確認などパイロットリグとして使われる方も多いと思います。

中間に介在するものがなく、全てがダイレクト。慣れてくれば、違和感程度の微細なアタリや、もたれるようなアタリなど、様々なタイプのアタリを感知出来るのも、このリグの特徴であり楽しいところ。初心者~上級者まで幅広く支持される手軽かつ、奥の深いリグですよね。







軽量なジグヘッドを単体で沈めるため、一般的には比重が高く馴染みの良いエステルラインやフロロラインが向いているとされてますし、自分も同感です。しかし魚が浮き気味の時や、流れの弱いシャロー域、何をしてもボコボコ釣れる状況などではPEでも問題なし。強度が高いぶん、やり取り中は常に主導権を握れるため、ゴリ巻きで手返しよくアジの数を稼げます(笑)
この辺の選択はアングラーの好み次第でしょう。

僕のラインに関する基本的な考え方(2015年版)はこちら↓↓↓
《ライトゲームにおけるラインの使い分け》(現在は考え方に少々変化アリです)


ただ、このリグ…足元から速い潮が流れるディープエリアやスーパー激流エリアなどではちょっとしんどい。
4年程前、どんなに風が吹こうと潮が速かろうと~5gまでは丸1年間、ジグ単で通したことがあります。
結果、、、風、潮流、活性、魚のサイズなど条件は限られますが、かなり重くしても魚の居るレンジまで入れば釣れないことはない。と感じました。ただ2gよりも重くしなければならないような状況下(←風、潮流、水深、足場の高さ)では、スプリットリグなど支点系リグのほうが任意のレンジをトレースするのがラクだし、釣りやすい。と自分の中で落ち着いたわけです。

現在はワインドの釣り以外では重いジグ単(3~5g以上)で頑張ることはほぼありません。素直に使い分けております(笑)








【スプリットショットリグ】




☆荷重を分散するので、総重量が重くなってもナチュラルな誘いが可能。
☆わりと飛ぶ。
☆素早いウエイト交換が可能で、刻々と変化する潮流に同調させやすく急流域に強い。
☆風に強い。

★支点が出来るのでアタリがボケる。
★ラインが絡んだりコブになりやすい。
★固定式


《ライン別の相性》
PE…◎
フロロ…○
エステル…○


初めてライトゲームに手を出した時、まず多用したのがこのリグ。
急流域を攻めることの多い、しまなみエリアや、足場がかなり高く、足元から水深のあるホーム富田新港などではこのリグが最も扱いやすいですね。
現在でも1.5g以下のジグ単の釣りが成立しずらい場所では、最初からこのリグでスタートすることもよくあります。

飛距離アップ目的での使用も、たまにはありますが、このリグを使う目的のほとんどは"飛ばす"ことよりも、速潮の中へリグを"沈める"ため。
その名の通り、ウエイトを分散するので総重量が重くても食い込みは良好で、初めての方でも比較的、結果を出しやすいリグだと思います。

各レンジを探る場合は、少々経験が必要で、潮流や風などを考慮してシンカー部分のウエイトが馴染むように調整する必要があります。
固定式で支点も出来るリグのため、どうしても感度は落ちるので、ラインはPEが有利かな。
潮馴染みを最優先に考えるならフロロやエステルの選択もアリだと思います。





これも自分の経験談ですが、このリグからライトゲームへ入門した僕は、リグの特性をイマイチ理解していないまま、バカの1つ覚えのように宇和海(八幡浜)ライトゲームでも、そのままスプリット×ドリフトの釣りを持ち込みました。
しかし、こちらの海域よりも遥かに潮流が緩く、池のような八幡浜エリアでは完全にミスマッチ。
特に、軽くしないと食わないような渋いと言われる状況下や、魚が浮いているような時には、そのデメリットばかりが目立ちました。
初期のこういった経験から、現在では釣り方もリグも適材適所を心掛けるようになってます。


   





【キャロライナリグ】




☆遊動なので固定式より感度に勝る。
☆飛距離抜群
☆激流域に強い。
☆ディープエリアにも強い。

★支点が出来るので、ジグ単ほどの感度はない。
★一部の製品を除いて、シンカーのウエイト交換が面倒。
★リグるのが面倒。
★ロッドを選ぶ。


《ライン別の相性》
PE…◎
フロロ…○
エステル…△


ジグ単ではお話にならないようなスーパーな激流エリアや単純に飛距離が欲しい時にも有効なリグ。
これはスプリットリグにも言えることですが、シンカーの比重や素材を変えることで、激流仕様にも遠投スローフォール仕様にも対応出来ます。





僕の使い方は激流域で沈める目的ならタングステン。
メバルでもアジでも3.5g、5g辺りの使用頻度が高めです。

遠投目的なら、一般的な鉛のアジキャロや、浮力の高いMキャロ。
以前はボールペンのような形状のMキャロ系は正直、好きじゃなかったけど「遠投、中層、スロー」この3つの条件を同時に満たすシンカーは、結局これしか無いな。って思って今は使ってます(笑)

キャロリグには強度、感度、飛距離などの面から考えてもPEラインがベストかと。











以上が、ライトゲームの王道と言われる3種類のリグの自分なりの使い方です。
他にも魚が遠くで浮いてれば、フロートリグ。ボトム付近を効率良くねちねち攻めたいならダウンショットリグ。などシチュエーションごとに変えたりもしますが、自分のワーミングの8割~9割は、上の3つのリグで成立します。
 










その中でも、基準となるリグは操作のしやすさや、シンプルさから考えて、やはりジグヘッドリグ。
まずはジグ単から始めてみて、単純に沈まなければスプリット。それでもどうにもならん!ってなればキャロ。ってな考え方で、とりあえずはOK。








「ジグ単縛りで楽しむ」、「キャロで大物狙い」等々、人それぞれの楽しみ方はあるでしょうが、フィールドの条件にあわせて臨機応変にリグを変えていくのが、最も理にかなった方法かな。と今は思っております。











ライトゲーム中級者以上の方には長いだけのつまらない記事になっちゃいましたが、リグに関して迷っておられる方も必ずいるので書いてみました。
僕の経験や失敗が、少しでも誰かの役に立てば嬉しいですねヽ(・∀・)ノ










最後まで読んでいただきありがとうございました!









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