購入希望者現る | 崖っぷち社長の戦い

崖っぷち社長の戦い

会社存続の危機&自己破産寸前の状況から這い上がるある零細企業社長の戦いの日々を綴ります。

借金総額:個人・会社併せて4000万円超。家族とは別居し、家も車も失い、まさにどん底。数年後の復活を目指し、今の苦しみを忘れないよう、書いておきたい事を綴ります。

先日自宅の内見に来た若い夫婦が、ほぼ購入を決めた。正式には契約を交わし、先方のローン、こちらの債権者の承諾が取れないと決まらないが、一人目の内見者で決まるとは相当お買い得な物件である証拠だ。


そもそも築浅で他の物件には無い付加価値がついていて、更に購入価格の80%まで価格を落としているのだから売れて当たり前で、任意売却でなく、時間をかけていればもっと高い価格で売れただろう。


しかし、債権者である銀行は競売をちらつかせながら債権の早期回収に躍起になっているから仕方がない。金額そのものより早く回収する事の方が彼らにとっては大切なのだろう。


聞けばこの夫婦の旦那さんはある専門家で、20代にして年収1千万円だという。色々と話をしているうちに、ここを購入した時の我が家と似ているなぁと感じていた。20代にしてこの広さの家に住めるというのは、一つの成功だと思う。


同年代より年収が高く、安定した仕事についている時は、全てがハッピーだ。奥さんはもうすっかり購入した気分で嬉しそうだし、少し前までの我が家もそうだった。


人間の人生なんてたった数年で変化する。その事を実感した今、将来収入が増えても背伸びする勇気は持てないような気がする。ずっと背伸びしてきた人生を続けてこのザマだから、むしろそれが正解なのかもしれない。


遅くとも来月末までには退去になるだろう。賃貸物件を探しているけど、自宅で仕事をするから色々と荷物も多いので、ある程度以上の広さが必要だ。そうなると当然家賃は高くなる。その上潔癖症と来ているから、古い物件だとどうしても生理的に受け付けない部分がある。


また初期費用の余裕がないから、敷金・礼金の条件がいいところしか選べない。


出来るだけ家賃を抑えて慎ましくするべきか、仕事場でもあるのだから多少しんどくてもそれなりに快適な部屋にするべきか、考えは毎日行ったり来たりだ。


来週の契約が無事終わったら、いよいよ退去までのカウントダウン。妻は今でも未練タラタラだが、これが現実。悔恨の念は何の足しにもならないから、前向きに楽しく新しい門出を迎えたい。


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