上信自動車道金井~箱島ICが開通して1週間が経ちました。
上信道は、現在開通したこの区間のほかに、渋川西バイパス(渋川伊香保IC~金井IC5kmの一部区間)、吾妻西バイパス(厚田IC~松谷東交差点7km)で工事が進められています。
上の写真は岩下交差点付近の完成予想図です。
この交差点付近から右方向に向かって撮った写真が下の写真です。
この吾妻西バイパスの区間は、立体交差部分を先につくられていて、盛り土や掘削が行われています。
あと半年もすれば、道路の形がはっきりとわかってきそうです。
予定通りいけば2021年度(2022年春?)には開通を迎えます。
さて、タイトルの通り、八ッ場ダムと高崎を結ぶ「大柏木トンネル」(延長3000m)も工事が進み、トンネル自体の工事はおおむね完成した模様です。
今後は、設備的な工事が行われる模様で、2020年内いっぱいはかかるようです。
開通は2020年度を予定しています。
このトンネルが開通すると、高崎駅~八ッ場ダムまでの新たなルートが誕生し、
30分短縮され、1時間30分で結ばれるそうです。
上信道は群馬県が整備していますが、ある意味、八ッ場バイパスと連携した八ッ場ダムの生活再建事業の1つであるとみても過言ではないと思います。
八ッ場ダム周辺では、故郷が水に沈む代わりに、かなり高規格な道路や橋や施設が次々つくられ、新しい街が形成されて行っています。
それは、普通の田舎で見られるレベルのものではなく、こういう風景が見られるのも、ある意味ここだけのものなのかもしれません。