2019年度末の完成を目指す、上信自動車道。
開通まで半年を切りました。
上信自動車道は、渋川と吾妻地域を結ぶ連絡道路です。
自動車専用道路で信号がなくなり、カーブが減ることで大きな時短が期待されています。
〇金井インター付近
先行開業となる金井バイパスの起点となる場所。
市街地から一般道を通ってきて、奥から手前方向に上信道に乗る形になります。
将来的に、建設中の渋川西バイパスがここと接続されます。
鎧を着た人骨が発見された金井遺跡付近。
高架橋工事は先行して行われてきましたが、道路照明などの準備が進みます。
静かな場所に突然幹線道路ができて、近所の人はうるさいだろうなって思います。
〇川島インター
山沿いを進んでいくと、川島・高山ICがあります。
たいぶ出来上がってきていて、下の写真のように、合流・分岐ルートが造られています。
上信道の特徴は、やはり自動車専用であるところ。
多くが立体交差で信号などがなく、大幅な時間短縮が見込まれます。
〇箱島付近
一部では橋梁が建設中です。
開通に向けて、急ピッチで工事が進められています。
群馬県が公表している新しい事業計画におおよその開通時期が出ていました。
今回、2019年度に開通するのが、金井~箱島の7.2km。
次に吾妻側から吾妻西バイパスが2021年開通。
2025年までに渋川~長野原まで開通させる計画です。
将来的に、嬬恋・長野方面へ延伸させる計画ですが、まずは八ッ場や草津方面へのアクセスでしょうね。
八ッ場ダムへのアクセスといえば、「大柏木トンネル」。
八ッ場ダム建設用のトンネルとして掘られ、全長は約3km。
こちらも、工事が終了したことで、県道として整備し、高崎市方面からのアクセス道となります。
現在、一般道としての整備を進めているトンネル。
ちなみに、トンネル出口は、川原湯温泉駅のすぐ近くです。
トンネルに近づくと冷風が吹いていて、驚くほど涼しいです。