3月末の公演のためのWorkshop初日。

6人の少人数芝居。

久しぶりに集団で芝居を創るので、

何だか感覚を忘れていそうでドギマギする。


いろいろ、やった。

身体を怠ってきた事が如実に分かった。

台本書いていた事を理由にするのは

卑怯というものだが、

いや、久しぶりに動いて、

辛くも楽しい。

公演までの2ヶ月でどこまで持っていけるか。

勝負だと思う。


身体の疲れが嬉しい。

いや、課題だらけだね。

頑張ろう。




公演詳細でござんす。

こいつぁ、面白くなりそうだ。




劇団

瓶詰ジャパニーズ
旗揚げ公演

『BABEL』

作・演出×内河啓介




■地上2000メートルを超える高層デパートがオープンし、
我先にと押し寄せる人々。
唄い出すは、恋をするは、
逃げ出すは、追いかけるはの大混乱。
しまいに迷い込むは、戦いの気運高まるは、
逃げるは追いかけるはの大騒乱!
はたして迷子の人々は無事に帰りつけるのか?
そしてオープン祈念の花火を打ち上げる事が出来るのか!?

上へ下へ、縦横無尽に手当たり次第。
身の丈忘れて突き進む、
劇団瓶詰ジャパニーズの産声を目に焼き付けろ!




□公演詳細


◇東演パラータ◇
(下北沢駅から徒歩15分)


◆3月29日(木)~4月1日(日)

3月
29日(木)19時
30日(金)14時/19時
31日(土)14時/19時
4月
1日(日)13時/17時

※開場は開演30分前


◇出演
内河啓介
金田彩乃
佐藤友紀
近松孝丞(演劇集団円)
堀畑杏奈(スターライズ)
水口早香


◆チケット
前売 \2000
(学生\1800 当日\2500)

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Paul McCartneyの新作『Kisses On The Bottom』を買う。

発売前から、随分とネットに音漏れしてたけども、

やっぱり良い音で聴くと良さが増す増す。


Paulという人はロックの人だと思うけど、

でも根っこは絶対にこういうサウンドにあると思う。

だから、何で出さないのかと思っていた。

思っていたら、とうとう出してくれた。

俺はジャズとかよく知らない。

でも、このアルバムは素晴らしいと思う。


まずはPaulの歌唱が素晴らしい。

今まで聞いた事の無い声だと思う。

甘い。美しい。

俺個人としては、Paulのヴォーカリストとしての全盛は

80年代前半だと思っている。

突き抜けていた60年代。

家庭人であっても凄まじかった70年代。

そのどちらでもなく、80年代前半。

声に物語がある気がする。

ショーマンだったPaulが、

おそらく親友の死を越えて、

隠さず自身の声を出し始めた時期だと思う。

たとえば、今回のアルバムがその頃に出ていたとしても、

2011年(録音時期)のPaulには敵わなかったと思う。

それくらい、良い。すごい。


ほんでもって、

演奏のレベルが違うこと。

Paulは、ほっとけば一人でアルバム作ってしまう男。

何でも演奏してしまう。

ここ最近は、そういうアルバムが多かった。

俺は好き。そういう所。

でも、やはり今回は演奏のレベルが違う。

自身のアルバムにこれだけのメンバーを集めるというのも、

珍しい。

ほぼ全編に渡ってDiana Krall(!)がpianoを弾いている。

録音の質感も好き。

ペダルを踏む音まで聞こえてくるから、いい。

高い集中力とリラックス感。凄い。

Claptonも居て、Stevieも居て。

凄い。


で、曲が良い。

知らない曲ばかりだけど良い。

詩も良い。とても美しくてユーモアがある。

何より、

Paulの新曲2曲が良い。

特に『Only Our Hearts』。

詩を読むと、この70を迎える男の人生が滲み出てきて、

感動的である。

出逢って、別れて、また出逢って来たのだ。


若々しく、相変わらず元気なPaulだけど、

もういつまでも新作を望めない年齢だと思い出した。

そんなPaulが今でも最高のステージを更新し続けている。

今年にもう一枚出すらしい。完全なオリジナルを。

日本公演の噂もPaul自身が流してしまった。


ほめすぎの感もあるが、

この人のこと、本当に好きなんだから仕方ない。

一生、着いて行く。そう思える一人。

だから、

俺より先に死んでくれ。

失礼だが。

アンタを見届けてから、死にたい。


×××

今朝の5時過ぎ。

とりあえず台本完成。

ちょっと寝る。

数日前から風邪をひいている。

さすがに疲れている。


9時ごろ起床。

台本見直し、手直し。

印刷へ。

刷り上る台本を

見るのは嬉しい。

親の気持ちだろうか・・?


13時、顔合わせ。

作者本読み。

どんどん声が枯れてく。

公演に向けての打ち合わせ。

その後、初本読み。

読めないのは当たり前だが、

楽しそうで良い。

どんどん体調悪くなる。


17時、飲み。

どうにもこうにも疲れている。

けど、皆、楽しそうなのが良い。


22時頃、帰宅。

そのまま寝るのは悔しいので、

ちょっとグダグダするも、

力尽きる。


壮絶だった。今回は。

書くのがこんなに苦しかったのは

初めてだ。

書き直しというのは、これまでにも何度もあったが、

今回はその回数が多かった。

何度も何度もノートに流れを書き込み、

こうじゃないとグシャグシャやった。

出来上がったものにも、

自信が持てなかった。


だけど、

皆が読んでいるのを聞きながら、

ありゃ、行けるかも・・と思ってくる。

面白くすれば、どんどん面白くなれる。

それを支えられるだけ、

本もしっかりしているかもしれない。

先へ進みたい。

観たことない、やったことの無い、

そんな芝居にしたい!!


何にせよ、始まった。

さ、やらねばね!