〜「三方よし」から学ぶ、がじゅまる木の未来づくり 〜

 

こんにちは、がじゅまる木の園長です 。

 

今日は、私が心から共感した「三方よし」という考え方について、お話ししたいと思います。

 

 〜「三方よし」とは?〜 

「三方よし」とは、

江戸時代から続く近江商人の教えです。

 - 売り手よし 

- 買い手よし 

- 世間よし 

この三つがそろってはじめて、真に良い商い(ビジネス)だとされました。

 自分の利益だけを考えるのではなく、相手にとっても良く、そして社会全体にとっても良いことをする。 

そんな生き方が、結果として長く信頼され、繁栄につながった。

 この考え方は、今の時代にもとても必要なものだと感じます。 

特に今、社会は変化が激しく、目の前の利益や結果だけを求めがちな風潮もあります。 

そんな中だからこそ、「みんなが幸せになるために、どう在るべきか」を考えることが、ますます大切になってくるように思います。

 

 がじゅまる木も、まさにこの「三方よし」の精神を大切にしています。

 

Mission(使命) 子どもも大人も夢を語り合える社会をつくること

Vision(ビジョン) 自分の夢、仲間の夢を叶えていけるリーダーを育てること 

Philosophy(想い) いじめや虐待、犯罪のない社会をつくりたいという願い 

 

これががじゅまる木のMVPです。 

子どもたちの未来、保護者の安心、そして社会全体の幸せを願いながら、教育に携わりたいと思っています。

 がじゅまる木のMVPは、「三方よし」と同じように、三方すべてが笑顔になれる未来を目指しています。

 

 〜「運は自分でつくる」——心に響いたエピソード〜 

講演で聞いた、忘れられない話があります。 

ある日、ひとりのおばあちゃんが重い荷物を持って困っていました。 

それを見かけた若者が、自然に「持ちましょうか?」と手を貸しました。 

時は流れて、ある日、若者が急な大雨に遭いました。

 傘も持っていなくて困っていると…… 

そこに現れたのが、あのとき助けたおばあちゃんでした。 

おばあちゃんは微笑みながら、 「この傘、使いなさい」と差し出してくれたのです。 

この話から私は、 「運は偶然ではなく、自分で作り上げていくもの」 だということを改めて教えられました。 

目の前の人に優しくする。

損得を考えず、今できる最善を尽くす。 

その一つひとつの行動が、めぐりめぐって自分自身を助ける運となって返ってくる。 

それはまるで、大地に種を蒔き、時が来れば実りを受け取る自然の摂理のよう。。。 

 

〜小さな「三方よし」が未来を変える〜 

がじゅまる木では、0歳から子どもたちに関わり、 「自分も嬉しい、相手も嬉しい、みんなが嬉しい」 そんな心を育てたいと願っています。 

ひとり一人が、目の前の人を思いやり、 社会全体をよくしようとする小さな選択を重ねていけば、 必ず、いじめや虐待、犯罪のない社会は実現できると信じています。 

だからこそ今、がじゅまる木の子どもたちと共に、 小さな「三方よし」を育て、未来への運を自分たちでつくっていきたいと思っています。

 

 今日も読んでいただき、ありがとうございます。