ブログさぼっている間に、教え子の披露宴に行って参りました。
私が大学卒業して、すぐぐらいに行っていた、福岡のある男子高校の吹奏楽部の生徒さん。
なので、私の中では生徒さんって感じではなく、かわいい弟達っと言った感じでした。
みんな心優しい子達。
記憶が定かではないのですが、たぶん彼が高校2年生の5月ぐらいからレッスン(もちろん打楽器の)に行き始めたような・・。
ほとんど初心者で吹奏楽コンクールでは、「マンネン銅賞」(今は違いますよ)だったそうなんです。(激戦区でもあります。)
でも、彼等はとてもやる気に満ち溢れていて、いつもキラキラな瞳。
レッスンがとても楽しかった事、思い出されます。
夏の吹奏楽コンクールが終わり、その年の12月に行われるアンサンブルコンテストにチャレンジしたんです。
その時の彼等にとっては、とても難しい曲。
でも、本当に皆頑張りました!
そう、新郎は練習しすぎてケンショウ炎になったほど・・(鍛えるために独自に考えたトレーニングをしていたようです。)超!真面目。で、一途。
で、見事「金賞受賞!!!!!」九州大会出場にはなりませんでしたが・・・。
あの時の事、思い出したら、今でも胸が熱くなります。
その時のメンバーも、もちろん披露宴に出席です!!!
新郎は卒業してからも、私がレッスン(高校に)に伺っているとひょっこり仕事帰りに顔を出してくれたり、コンサートを開くと友達連れて応援にきて下さったり・・・・。
新婦を連れて佐世保まで何度も遊びに来てくれました。
そして、今年の5月ぐらいに、2人で「結婚します!!!」って。嬉しいお知らせに来てくれました。
「披露宴で演奏してほしい!!」って言って下さり、「もちろん喜んで!!!」っと約束し別れました。
そして、2ヶ月程前、ふと思いつき新郎にTEL
私「ねえねえ、K藤君も何か演奏したら、私サポートするからさ。Iちゃんとの思い出の曲とか、Iちゃん(新婦)が好きな曲とかをさ・・。」
彼「えっ、楽器全然触ってないですもん。。。。。。手が動かんですよ。。」なんて。
私「出来るって!大丈夫よ(なんと強引な私)」
私「でも、お仕事大変だろうからね・・・。練習出来るかが問題だよね。」
彼は世界の○OYO○Aの営業マンなのです。忙しいだろうに
彼「なんとかします。やる方向で行きましょうかね!!」なんて。。。
新婦には内緒で。。。
そして、数日後、候補が何曲かあがり、選曲する事に。
彼「この曲2人とも好きなんですよね」
私「うそ、私、最近その曲毎日のように聴いてるよ!!それいいね。」
と、中孝介さん(直太朗さん)の『花』
彼「この曲は彼女が付き合い始めた頃いつも聴いていた曲なんです」
私「いやーーーーー。それは絶対入れようよ。いいねいいね!!私も昔聴いてた。しかも来月コンサートに出るんだった。タイムリーやね」
その曲はASKAさんの『はじまりはいつも雨』
どちらも捨てがたい。。。
私「せっかくだから、2曲しようよ。メドレーみたいにしてさ。」
それから、仕事と休みの日は披露宴の打ち合わせや新生活の準備等・・。と言う多忙な中、思うように練習出来なかったようで、
数日後
彼「全然練習出来てなくて・・・・。」
私「そしたら無理しないでどちらか1曲でもいいんじゃない。」
彼「いや、頑張ってやります!!!」
そう、真面目で一途な彼です。彼女に喜んでもらいたい一心(なんとも羨ましい。)だったのでしょうね。
で、色々と練習出来るように策を練り。。
披露宴の数日前、仕事を終え佐世保まで練習に。
22時頃に到着し、深夜にまで練習は及びました。
で、次の日も・・・。
高速での曲り口??出口を間違えて、違う方向に向かうと言うパプニングもありつつ。
迎えた披露宴当日。
2人の人柄が表れるとても温かい式。
皆に「愛されているんだなー!」って。
私がメドレーを1曲演奏して、新郎登場。
前々日の練習の際に急遽作った、新婦へのメッセージVTRを流している間に新郎は準備に。
かなり緊張している様子。
会場はシーーンと静まりかえり、新郎に注目。
とても、心のこもった素敵な演奏でした。
一緒に演奏させてもらって、色んな事思い出したり・・・。
じーーーーん。として、泣けちゃいました。
新婦もかなり喜んでくれていたようで。。。
瞳には涙。
最後の曲は高校時代の吹奏楽仲間にも参加してもらい、みんなで盛り上がりました。
披露宴終了後、新郎新婦、両家のご両親、そして、素敵な仲間達と。
この後、まだ話足りないって感じで皆と急遽2次会へ・・・・。
みんな頼もしくて、素敵な大人になっておりました。
色々な方面で活躍しているようで。仕事の話、プライベートな話、高校生の頃の話と話題は尽きる事なく・・・・・。
その中でも
「今日のK藤の演奏にはやられましたよ。めちゃカッコよかったわ。」
「悔しいけど、涙ぐんでしまった。」
など。。
皆も喜んでくれたようです。
おかげで初心に戻り、新郎新婦そして皆から沢山のエネルギーを頂いた1日でありました。
素敵な再会に、そして新たな出会いに感謝
K藤君、Iちゃん末永くお幸せに・・・・