既読、未読

既読、未読

読んだことのある漫画は既読
読んだことのない、読みたい漫画は未読として記録する

まだ読んでない漫画がこんなにあるかと思うと
どこまで読めるのかと思い悩みます

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秋田書店の編集者  キドコロが主人公の



実話を元にしたルポ形式コミックです。



真偽の程は置いておいて



編集部に届いた曰く付きの物品や話について


調査を行い、描くという作品です




作中に写真を用いるなどし


実話であることを強調しつつストーリーを展開していく



といった作風にしあがっています。




実話を元にと言うことで



出版当時の時事ネタや


巨大掲示板で有名な話などを下敷きにし



調査内容が明らかになっていくんですが




心霊という現代科学では解明できないところがあるというオチが毎回続く為



どうにも納得出来ないような展開なんですよねぇ。




自分は心霊を全否定する気はないのですが




科学的な推察を行い、



それに対して対策を取るが



事件が再度起きる。



実話であることを売りにするのであれば



今回は科学的な説明ができたとか



というオチがあってもいいような気がします。




あと、極端に現実味の薄れるストーリーが数本あるため



どうしても胡散臭いと思ってしまい



せっかく写真を用いるなどの他の作品と異なるポイントを活かせてないと感じました。



ただ、それぞれの事件に対して



独自の解釈の付け加えや




実際にマスコミで話題になっていた


事件などをホラーと上手く組み合わせて




一つの話になっているため




単純な幽霊のせいだ!怖い!という作品より



実際にあるのかもしれないという恐怖が混ざった




新しい都市伝説的な位置付けで楽しめます。





個人的には全て実話と信じきるには




相当の純粋さが必要だと思いますが



信じる、信じないは別にして



都市伝説の新しい解釈として


漫画の新たな挑戦として



閲覧注異   必見です


全三巻にて完結です。