先月京都にオープンした
『いきなりステーキ』へ行って来ました。
待ち合わせ時間まで時間があったので、ステーキ前に一杯ひっかけることに。
暑かったしね。
どこもかしこも人、人、人。
そーなのです。この日は祇園の後祭。本祭りほどではないけど、やっぱ普通の週末より人が多い。
わりかしすんなり入れた喫茶店で、一杯のビールとポテトフライ。なんせこの後ステーキを食べますからね。
約束の時間になり、いきなりステーキへ。ここは、それほど混んでもなく、すぐに入れた。
ま、立って食べるから回転も早いんでしょう。
今夜は、このステーキだけで終わらすつもりもなかったので、とりあえずあっさりなヒレに。
量も２００ｇから。ってことで２００ｇ。
お肉を切ってくれてるおじさんに聞いたら、女性は３００ｇ位いけるらしい。
はい、いけるでしょうよ。３００ｇくらい。しかし私たちは何度も言うように、ここだけで終わらない。しかも、すでに２件目だし・・・。
これで２００ｇ。
余裕でしょ。これと、サイドメニューにライスとミニサラダ。飲み物は黒ビールで。
初めてだしよくわからなかったけど、ライスはいらなかったな。
チェーン店のステーキだし、きっと濃い味のソースとかかかってるんだろう。なんて思ってライス頼んだけど、最初はおそらくガーリックバターがのってるだけで、あとの味付けは自由。
ワサビや塩胡椒もおいてあるから、ビールとステーキだけでも十分楽しめる。
立って食べてるからか、３人で行ったんだけど、ほとんど会話もなく、黙々と食べ続ける。
おひとり様が多かったな。女性のおひとり様も多かった。
たしかにおひとり様でも入りやすい雰囲気。
黙々と食べながら、つい私の心の声が出てしまった・・・。
「お魚食べたいなぁ・・・」
前日まで仕事で鹿児島にいてですね、一週間強、毎日昼夜と、肉ばっかり食べてたんです・・・。
ホントに毎日。さすがの肉好きの私も魚が食べたくなります・・・。
その発言に驚きを見せた二人の優し友達も、
「ステーキ食べながら言いますか・・・」
とか言いながら、店をチョイス。いきなりステーキ滞在時間、３０分で店をあとにします。
四条三条は人が多いので、二条まで歩きます。
お目当てだった飲み屋は土曜日なのに定休日。
って事で、途中目に留まった、果てしなく怪しすぎるよくわからないけどお酒が飲めそうな店に入ってみた。
入った瞬間、『間違えた！！！』
３人共若干固まる。とりあえず一杯飲んで出よう。と心に誓い、メニューを見る。
さびれた定食屋さんを思わす店内と思えない値段設定。
そー、どれもかしこも高いんです。
ソフトドリンクからビール、その他酒をはじめ、食べ物も全部無農薬なんだって。
ってことで、もちろんアサヒとかサッポロとかメジャービールはございません。
日本酒の量が半端なく多い。
何がなんだかわからない私たちは、悩む前に店主に聞きました。
「刺し盛頼みたいんですが、それに合うお酒はどれですか？」
ってことで、お酒はほぼ料理に合わせて店主に選んでもらいました。
ステーキあとの乾杯。
念願のお刺身。薬味まで３人で分けられるように人数分に分けてくれてる心遣い、素敵です。
このサバがめちゃくちゃ美味しかったんだけど、光物は辛子で食べるんだって。
なかなか辛子、合います。もちろん、このワサビや辛子も自家製なんだって。
焼きなす。間違いない。焦げた風味と優しすぎるお出汁。癒されるぅ～。
他にも何から何まで素晴らしい。食べて気づく値段設定。決して高くない。
でも、仕事終わりのお腹ペコペコでは来れないな。
だから、今日みたいにステーキ後にきてまったりお酒を楽しむのに最適な店なんだよ。
そんでもって、一杯飲んですぐ出るつもりだったこの店、居心地が良すぎるんですよ。
まったり・・・。女三人、特に会話をするわけでもなく、日本酒飲みながらボォー・・・。
から揚げとかポテトとか、もちろんデザートもないから若者は来れない感じのこの店。
そんな店が落ち着くなんて、年をとったものだ。
店主の話聞いてると、日本酒が素敵に思えてくる。
まったり酒のつまみに、軟骨のから揚げとかそんなんもないので、一番つまみらしい魚骨せんべいをオーダー。
丸い煎餅を想像してた私の目の前に現れたのが・・・
ほんとの魚の骨。２種類の魚の骨です。
片手に日本酒、片手に魚の骨。バリバリほおばりながらつかの間の休日を楽しみました。
京都って、なかなか素敵です。
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