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サンフランシスコに行くなら絶対観ておきたい映画が「ザ・ロック」。この映画はアルカトラズ島とサンフランシスコの街が舞台になっており、ショーン・コネリーとニコラス・ケイジが活躍する。俺はこの映画のショーン・コネリーと軍人役で登場するエド・ハリスが大好きなのだ。

サンフランシスコを訪れるのなら絶対にこのアルカトラズ島は外せないという超オススメスポットだ。
アルカトラズ島はサンフランシスコ湾にポツンと浮かぶ岩島で「ロック」あるいは「監獄島」「地獄島」と呼ばれている。ここにはかつてアルカトラズ連邦刑務所があって「絶対脱獄不可能な刑務所」として有名だった。
今では刑務所としての役割を終え、一般開放されている。ここにあった刑務所は警備が厳しかったことに加え、周囲を海で囲まれているうえにその潮流は早くとても人間が泳げるシロモノではないそうだ。

厳しい警備の目と過酷な自然環境の2重の守りが功を奏し、公式には39人が脱獄を試みたが成功者は1人もいないという。この厳重を極めた刑務所には矯正不可能と判断されたアメリカ指折りの凶悪犯が多数収容されていた。

なかでも有名なのがアル・カポネ。彼が収容されていた牢は目印が貼ってあって写真を撮る人が集まってくる。犯罪者でありながら、ヒーローの一面を持つところは日本の石川五右衛門のような感じだ。

この刑務所においてアメリカ政府は脱出に成功した者はいなかったと言い切ってはいるが、今でも世間ではフランク・モリスの1人だけは脱出に成功したのではないかとされている。
事実、彼は下水道を使って収容棟から脱獄し、牢獄の中で作った浮き袋を使ってサンフランシスコ湾に飛び込んだのだ。水死したことになってはいるが、捜索しても遺体は発見されなかったという。アメリカ政府も脱出に誰も成功していないと言いながらも、脱獄を試みて遺体の見つかっていない3人については未だに指名手配中なのだそうだ。矛盾してないかな・・・?(^^;


島へはボートで渡る。収容所には牢、食堂、作業部屋の他に展示品などがある。刑務所の中というのは普通の人は見ることが出来ない非日常の世界なので、見るもの全てが新鮮だった。