第9節 インテル対ユベントス | La Gajitta dello Sport

 

24-25 セリエA 第9節

インテルはユベントスをホームに迎えてのイタリアダービーで4-4の野球スコアでフィニッシュ

 

 

年間50失点するつもり?

 

全体的に、全てが鈍い。

いつも押し込んで組織だった守備を(一応)目指してるインテルは、前半はコンセイソン、後半はユルディズにとにかくサイドをボロクソにされた。(某100億円のFWなんてごっつぁんゴール決めただけでほぼ無でしたからね)

 

PKのジャッジについては特に文句はない。

2つとも取られるべくして取られてるし、重圧のかかる中ジエリンスキもよく決めた(2度も)。ムヒタリアンもダンフリースもナイスゴールだった。

 

なのになんなんだよあのザル守備は

そりゃ目も覚めるわ(絶望で)

 

1失点目

まずウェアに誰もプレッシャーをかけない。そして図体だけで存在感を放つヴラホに2人(バストーニ、パヴァール)も釣られ、最も危ない位置にいるマッケニーを完全無視。この異常事態に唯一デ・フライだけが気づいていたが、左サイド深い位置までボールを追いかけていた反動で全く間に合えってなかった。ジエリンスキにいたっては、首を振ってマッケニーの位置を確認した上でのシカト。そりゃやられる。

 

2失点目

ラウタロの悪いクセが失点に直結したパターン。ボールを受けたラウタロは不確実性盛り盛りの状況でも謎にドリブルを敢行しようとする。これはインテル加入当初からよく指摘していた点で、ラウタロ唯一のネックな部分なのだが、今回はダニーロに完全に読まれて潰された。その後はコンセイソンに仕掛けられ、頭はいいけど体がついていかない人々は無様に抜かれていった。そりゃやられる。

 

3失点目

ダンフリースが謎の守備。ユルディズにボールが渡った段階でスウェイバックして応対しようとするも、見事に1対1を制された。早い段階でユルディズにアプローチするべきだったように思える。たとえ入れ替わられても、後ろにはビセックがいたしフラッテージやデ・フライも戻ってきていた。仕掛けが得意であの位置からのゴールを常に狙っているコンセイソンやユルディズ相手にあれだけ後手に回ってスペースを与えたら…そりゃやられる。

 

4失点目

コンセイソンに渡った段階で8人もの青黒選手がPA内にいるが、中途半端な位置で守備してるのが数人見受けられる。で、こんなに人いて大外のユルディズの存在を誰も認識していない…そりゃやられる。

 

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えーインテルですが、4失点を喫したのは18-19シーズンの37節ナポリ戦以来とのこと。このままのペースで行くと年間50失点(1試合平均1.3失点)する計算となりますが…えー…どうするんでしょうねこれ。チャルハノールとアチェルビがいないだけでここまでボロクソになるものなんすかね。

 

結果的には4-2と2点リードしてから追いつかれてしまったわけだし、実際シュート数もユーヴェの倍くらいインテルは記録してるけども、申し訳ないけどそんな優勢に展開進んだ印象はないし、怪我人云々言えばチャルハノールとアチェルビいなかったとはいえインテル側に分があった。なんだろう、この状況でユーヴェに勝てないことにガッカリしたし、4失点という現実にもガッカリ…

 

でも不思議よね。

CLでは3試合無失点なの。

 

 

コンテ大喜び

 

今節最下位レッチェにしぶとく勝ったナポリが首位キープ。インテルとユーヴェが引き分けたことによりさらに差が広がった。

 

ところでフィオレンティーナさんの攻撃陣が爆発してるのは何かあったの?前節インテルがやっと勝てたローマ相手に5得点を叩き込んで葬った。一方でアタランタがヴェローナ相手に6ゴール。レテギがすごいんだって。

 

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