第13節 ユベントス対インテル | La Gajitta dello Sport

 

セリエA 第13節

ユーヴェホームで行われたイタリアダービーは1-1のドロー決着。ヴラホビッチ如きに先制されるもすぐにラウティーのゴールで同点に。その後スコアに動きはなかった。

 

 

バストーニ、パヴァール、サンチェス等のいないインテルは当然このメンバーしか組めず。一応は首位決戦、シーモがサプライズな選手起用をするわけがない。

 

あえて言わせていただくと

退屈だったね^^;

 

開始早々カンビアーゾにシュートを打たれ、インテル側はFKからテュラムが惜しいバックヘッド、キエーザの決定機やチャルハノールのミドルもあり、流れのままに訪れた2つのゴールシーン。しかも2つとも両軍2トップの関係性から生まれてる等ストーリー性もGOODで、前半終わった段階では色んな意味で後半に期待できる試合だった。

 

なのになんだ、あの後半は

 

49分のテュラムのシュート以外、どちらも見せ場NO。【勝つ<負けない】試合運び、消極的すぎてクソつまらん。これに伴い、交代采配も遅め(というかインテルは使える駒に限りがあるw)だった。ミッドウィークにCL、週末にナポリ戦が控えてるインテルはわかるが、それにユーヴェさんがお付き合いする形に。結果としてスタッツが

 

 

こんなんなってる。

基本、両チームシュート数少なめ。上手く守られたので少ないってわけじゃなく、どちらもシュートを打とうとするアプローチをしてないorそれ以前にミスってる相手に回収されてる、が妥当な印象。

 

CKなんてインテル0ですってよ。ディマルコやドゥンが、攻める!よりも「コスティッチ&カンビアーゾに好きにやらせない!」に趣をおいたことが要因か。確かにカウンター以外でサイドから攻めてた印象ないね。

 

この低調な試合をもってDAZNのハイライトが極端になる事象が発生。4分40秒程のハイライトにおいて、後半のシーンがテュラムのシュートのみ。前半だけで4分、テュラムのとこで20秒、最後20秒は結果発表だった。

 

おそらく普通の感覚を持った人間が見たら

 

「こ、これで首位決戦…?寝よw」

 

となるだろう。でもね、首位決戦とはいえまだ序盤だーし、どちらも別に勝たなくても…が優先されちゃうとどうしてもこんな試合になるんよ。ごめんなさいね。僕もディレイ観戦が基本ですが、もしリアタイしてたら睡眠時間を優先してたかも。

 

 

暫定ですが順位表。

 

トップ4は変わらず、今節勝ったミラン&ナポリがとりあえず差を縮める。アタランタ&ヴィオラが躓いたのをローマがひょっこり交わして気がつけば4位ナポリと3差の位置まで上がってきた。

 

サレルノ初勝利

ここまで未勝利が続いていたサレルニターナが今節ついに初勝利。お相手は…鎌田が先発したラツィオだった。インモービレの不可解なジャッジによるPKで先制したラツィオだったが、後半に逆転負け。とりわけ決勝ゴールとなったカンドレーヴァのブレ球ミドルは語り草になりそうなレベルだった。

 

一方でラツィオは深刻っすね。

わかってはいたがSMSが開けた大きすぎる穴と、インモービレ終了のお知らせがモロに出てる。特に逆転を許したあとの「やっぱダメか…」の気力の無さにこのチームの崩壊具合が伺える。唯一何かをしてくれそうなザッカーニまでもこの試合で負傷交代となっている。こんなクソみたいな状況でCLも戦う(しかも謎に突破の可能性を残してるw)んだから、かわいそうにさえ思えてきたぞよ。