コロナ感染拡大。

いつ、誰が罹患してもおかしくない状況。

4回目ワクチン接種は終えたものの、それは重症化を抑えるためのものであると聞き及び。

愚直に、個人でできる限りの対策を講じていました。

仕事を休む事になるのは、コロナ感染。

そう思っていたけれど。

 

まさか、平らな場所で転ぶとは。

しかも、その結果、骨折するとは。

まさに、青天の霹靂。

 

通勤途中、駅のホームで、電車に乗ろうと歩いていました。

プツンと、経年劣化したサンダルの紐が切れてバランスを崩し転倒。

 

左ひじを強打し、痛みでしばらく起き上がれず。

目の前で派手に転んだ私に、駅員さんが「救急車、呼びますか」と聞いてくれました。

前夜、ニュースで、救急車搬送が大変な状況だと観ていたから。命には別条のない自身が呼ぶことはできないと思ったし。幸い、足にケガはなかったし。左ひじは、変形して

変な窪みがあり、その痛みの酷さから、骨折だと自覚もあったので。電車で戻り、駅からはタクシーで自宅近くの病院に行くことにしました。レントゲン、CT検査の結果、左ひじ骨折、脱臼。入院、手術と、あっという間にスケジュールが決まり。

しばらく、仕事も休むことになりました。

 

骨折経験は過去2回。1回目は、小学6年の時。歩いていた道に自転車が置いてあり、通行の邪魔、と蹴飛ばして。

左足小指の骨折。当時、その事実は家族にさえ、とても口にできませんでした。かなり、やんちゃでお転婆でした。

 

2回目は、10年ほど前。風邪を引いて、咳が続いた結果、

肋骨にヒビが入りました。

 

いずれにしても、そんなことで骨折するのだと身をもって知りました。

それにしても、今回は入院、手術。そんな大げさな事態になるなんて。

 

職業柄、分からないことは何でもすぐに調べるんですけど。

外科的手術は、知ったところで不安になるばかりだろうと。

このたびは、一切、調べるのはやめました。

 

左腕を90度にしてギブス装着。三角巾で吊って帰宅。

 

ピアスやネックレスを片手で外すのに四苦八苦。

 

これまで、当たり前にできていたことが、片手では不自由だと実感。

 

経験してみないと分からないことが世の中にはたくさんあるのだと、思い知らされました。

 

何事も経験。この機会に、自身を客観的に観察してみようと

決めました。

 

あ~、それにしても、夏場の骨折は、痒いです。

我慢も限界。包帯とギブスを外して、アルコール消毒。

液体ムヒを塗って、また装着。

 

やれやれです。