今回はエクセルの関数について書いてみたいと思います。

なお、元スマホオタクが下らない事をきっかけに

少しエクセル関数を調べて勉強している物なので

役に立つかは全く保障できません(笑)

という事で、何をしたかと言うと…

自分のスマホは一般的な動画の表示ならどの位の

大きさの表示をするのだろう？

と言う実用性があまりないことをエクセル関数で

求めることにしました。

今回のくだらないお勉強の結果です。

生暖かく見てやってください(笑)

スマホやタブレットの画面の大きさは…

対角の距離(単位はインチ)で表記してあります。

最近のスマホは画面が以前よりも縦長になっているので

スマホでYoutubeなど一般的な動画を見るとき画面上に

黒帯が出ますよね？

※一般的な動画の画面の縦横比は16:9です。

ちなみに、Face IDタイプのiPhoneやGalaxy Sシリーズは

画面の縦横比が19.5:9です。

Touch IDタイプのiPhoneは画面の縦横比が16:9なので

計算する必要がありません(;^_^A

(Galaxy S23 Ultraは画面の縦横比は19.3:9)

ミドルレンジ以上のAndroidは縦横比20:9の画面を採用している

機種が多いです。

前置きが長くなりすぎました。

それでは本題に入りたいと思います。

iPhone12を例に俺がなんの関数を使ったか書きます。

三角関数が理解できている方向けに書いていますので…

三角関数が分からない方はエクセルを使いながら読んで

みてください。

注意：エクセルの関数はラジアンで処理します。

　　　なので、通常の角度表記に置き換えたいときは

　　　適宜そういう処理を求められます。

　　　そういう時は180÷πを付け加えたり…

　　　RADIANSと言う関数を使います。

①画面の仕様を調べる

　iPhone12の画面の大きさは6.1インチ(実際には6.06インチ)。

　画面の解像度は2532×1170。

　この仕様を知ることで対角から縦横の長さを求められます。

②画面の対角の辺と縦の辺の角度を求める

　この計算にはtan-1(atan　アークタンジェント)を使います。

　三角形の辺の長さだけわかっていた場合…

　三角関数の逆関数があれば角度も求められます。

　数式はatan(画面の横ドット数÷画面の縦ドット数)です。

　これをエクセル関数でどう使ったかと言うと…

　=ATAN((D5/C5))*180/PI()

③画面の縦の長さを求める

　計算式はcos(②で求めた角度)×画面のインチ数

　これをエクセル関数でどう使ったかと言うと…

　=COS(RADIANS(I5))*B5　

④画面の横の長さを求める

　計算式はsin(②で求めた角度)×画面のインチ数

　これをエクセル関数でどう使ったかと言うと…

　=SIN(RADIANS(I5))*B5

⑤画面の縦横比が16:9の場合の対角の長さを求める

　計算式は元々の縦横比が16:9よりも縦が長い場合は

　[画面の短辺のインチ数×(16÷9)]÷cos(②で求めた角度)

　元々の縦横比が16:9よりも正方形寄りの場合は

　[画面の長辺のインチ数×(9÷16)]÷sin(②で求めた角度)

　これをエクセル関数でどう使ったかと言うと…

　=IF(H5>=16,G5*(16/9)/COS(RADIANS(I5)),

　　F5*(9/16)/SIN(RADIANS(I5)))

　※縦横比の縦の比率が16と言う所でif関数の分岐条件と

　　しています。

上記②～⑤までの計算を行ってiPhone12の一般的動画閲覧時の

画面縦横比が16:9の表示領域は4.98インチ(約5インチ)という事が

分かりました。

何種類かタブレットで上記②～⑤をやっていくと…

iPad系とAndroidタブレット系で向いている方向性が分かってきます。

〇iPad mini6以外のiPadの画面縦横比は約12:9(4:3)

〇iPad mini6は画面縦横比が13.7:9(大体3:2)

〇Galaxy Tab S9やXiaomi Pad6は画面縦横比が14.4:9

　(16:10　Androidタブレットは大体この画面比率)

動画視聴メインならば、Androidタブレットの方が…

画面上に出る黒帯が少なく大きい画面で動画を見れるのです。

ゲームに関しては、好みの問題があるので…

好きな方を選べばいいと思います。

(音ゲーに関してだけはiOS、iPadOSの方が向いています

難しい言葉でいうとタッチに対しての遅延がAndroidの方が

大きいから)

エクセル関数のお勉強