大好きな作家・森博嗣センセのエッセイだかで読んだんです。
大人が勉強する姿を見ることで、子供は勉強を始める
この言葉そのままじゃないですけど。
つまり、大人が勉強をしていないのに、子供に勉強しろとうるさく言ってもするわけない。
父親が夜、ビールがぶ飲みしてテレビで野球見てて、母親は風呂のあと1時間くらい顔のパックしたりリンパマッサージしてる。
で、子供に向かって、
「ゲームしてないで、勉強しなさいっ」
って言ったって、そりゃ無理だわさ(笑)
大人が真剣に勉強をしてる。
勉強したら何か利益があるのかな、と子供でも考える。
あるいは……勉強するのはなんか楽しそうだな、と。
親の様子を子供は誰よりもちゃんと観察している。
カエサルの父は、よく科学雑誌を読んでました。
机じゃなく、布団に腹ばいになって、電気スタンドをつけて、原子がどうこうとか宇宙の謎とかロケットの構造だとか、そんな話を読んでいる。
ときどき、学んだ知識をカエサルに教えてくれました。
カエサルの知識の少なくない部分は、父親から聞いた話です。
ブルーバックスの本がたくさん家にあったな。
↓こんなの。
親から勉強しろ、と言われた記憶は、カエサルにはないです。
父親がすごい知識豊富なのを尊敬したり、本を読んでるのが楽しそうだったり、そんな様子が影響したのかな、と今なら思います。妹と一緒に3人で、クイズを解いたり図形問題をやったりもしたなぁ、そういや。
いつの間にかちゃんと勉強するようになりましたね。
タバコをやめたほうがいい、酒をやめたほうがいい、ってよくある言葉ですけど、タバコや酒が好きな人はそんなこと言われても止めないってことですよね。
なぜだか人間って、他人から強要されると反発する(笑)
カエサルもタバコや酒はやらないほうがいいと今では思ってますけど、ここでそんなこと言っても誰も聞いてくれません。
だから、酒はもともと飲まないですけど、タバコをやめて健康になったカエサルの生き様を見てもらうことでしか、啓蒙できないのかなって思います。
身体に異変があってからでは、遅いのです。