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某お寺の、関係ない過去写真を上に載せてます(笑)。

本題は、amazarashiという歌手。

ロックバンドだそう。

ファーストテイクでは、名探偵コナンの犯人役のように、黒塗りの人物になってしまってて、ボーカルは男性だろうな、というくらいしか分からない(笑)

 

 

一度聴いたら分かるとか、そんな歌でもない。

よく、わからない。

雨ざらし、というその状態を名前にしてるのは、よい、と思う。

そして、独特な、この声。

ん?

聴いたことある声じゃないかな、これ。

思い出した。この声で、思い出した。

「どろろ」というアニメのエンディングテーマ曲の歌手がこんな声だったはず。

 

 

ドンピシャでした。

このED曲の歌い手の名前も、amazarashi。

「さよならごっこ」というこの歌、最初聞いたときは特にピンとこなかったし、好きでもなかった。

どろろ、を何回も見ていくうちに、自然に繰り返しこの歌を何度も聞くことになり、そして好きになりました。

 

正直、季節は次々死んでいく、という歌も、まだ好きじゃない。

けっこう長い歌なので、繰り返し聞くことになるかどうかも、わからない。

 

カエサルは、一目惚れ、という現象を信じてません。

そういう能力……一目で良い物を見抜く目を自分が持ち合わせていない、と思っているからです。

「なんでも鑑定団」を見ても、けっこう外します(笑)。高価なものを偽物だと言ったり、偽物に騙されて良い品だ、と言ってしまうので。

 

一度のお試しでは一級品を見抜けないカエサルですが、何度も経験すればそれなりに分かる、という自信があります。

案外、粘り強いのです。

 

司馬遼太郎の「燃えよ剣」という小説。

主人公の土方歳三が、刀に惚れこむ場面が出てきます。パッと見た感じは、良い刀だとは思えなかった。しかし、毎日眺めて、使い込んでいくうちに、手になじむようになる。ついには、もうその刀なしではいられないほど、無二の品だど確信するに至る……

その文章に感動して、ノートに書き写した若き日のカエサルです。

手元にはその本がないのですが、良かったらその場面を探してみてくださいね。

本当に良い品は、一目では分からない、そうやって時間をかけて見つけるものかな、なんて思ったものですよ。

 

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