君の名は。 your name.
★★★★★☆☆

 

<ネタばれご注意。まだ見てない方、スルーして>

 
監督: 新海誠
 

 

 

 

 昨日おとといのテレビ放送で、ようやく見ました。3年も前に公開されてるんですね。

 もちろん当時の熱狂はニュース等で知ってましたし、見なかった理由は何もないんですが、性格がアマノジャクなので流行り物に飛びつくと負け、みたいな……(笑)

 

 3年越しに、鑑賞できました。

 いいですね、最初1時間からの急展開。予想もしてませんでした、そうなるんだ。

 カエサルも男なんで、やっぱ三葉を見てしまいますが(笑)、かわいいです。特に、走り方が良いなぁ、と。腕の振り方が。

 

 しかし、こういう男女の恋愛は、なんつーか、もうカエサルにとっては遠い世界のことです。瀧(え、これ苗字じゃなく名前だったんだ)や三葉の親、親戚のおじさんの視線です。若い男女のドキドキを、ちょっと距離をとってみてて、微笑んでる感じです(笑)。いいぞ、がんばれ、と。

 

 三葉は、最初から完成されてる人格な気がします。ナウシカやシータは物語の中で成長を強いられますが、三葉はほぼ出来ている。最後のほう、ようやく親に意見を言えるようになるみたいですが、観客は彼女が乗り越えることを最初から感じている。

 

 滝のバイト先先輩、奥村ミキが良いです(笑)。カエサルのドンピシャです(爆)

 何のために彼女はいるんだろうと考えると、滝と三葉を結ぶキューピッドですね、図らずも。でも、東京へデート参観に来た三葉……3年前の滝に会って、あれ幼いな、ってならないのかな?

 

 話題だった映像美は、さすがです。美しい。

 田舎だけじゃなく、都会がいい。

 スマホの機能は、10年経てばガラッと変化すると思うので、悩ましいところ。でもスマホを出さないとリアルさが全くないですしね。カエサルでさえ、死ぬまでには、何かスマホがらみの電子機器を耳付近に埋めることになる気がします。

 

 実は、この映画見てる21時から23時の間、ちょっとお腹を壊してまして……見たいのに、3回くらいトイレへ駆け込みました。苦渋の決断。そのため、ちょっとずつ場面が飛んでまして。この映画を完全に理解できてないようです。

 

 もう1回見て、出直してきますっ。

 それにしても、新海監督、カエサルと同い年だ。何も成していない自分に、ちょっと凹みますよ。