今日、子供の達成感や充実感を育成するという教育について深く考える会があった。


その中で話題になった話で、特に印象的だったのは、タイトルにある考え方である。


子供たちの足りない部分(不得意な分野・教科など)を補い、相互補完しながら学習に成果を持たせるという「引き算の考え方」。しかし、悪い部分を指摘することになるのがどうなのだろうかという疑問が多数。


子供の良い部分(得意な分野・教科など)を伸ばし、自信をつけ、苦手な他教科にまで前向きにさせる「足し算の考え方」。


絶対に足し算の考え方の方がいいよね!?


話の中では、子供は得意なものをほめてもらえると、とても嬉しい気持ちになり、「自分もできるんだ。」、「もっと頑張ろう。」という気持ちが育つようになる。また、それが波及し、苦手な教科でも頑張ろうと努力するように変化するようである。ほめられることが、その子自身の「心」を成長させるのである。


つい悪い部分ばかりが目立ってしまうが、教師も親もよりいっそうの「子供を大切にする」、「子供を幸せにする」考え方が大切なのだと改めて実感した。