高校野球をじっくり観るのなんて久しぶりで、今日は五回途中から観ていました。


テレビをつけると葉巻東のエース菊池がマウンドにいなく、ベンチにいた。代わりに投げていたピッチャー、毎回出すランナーに気を取られ、なかなかストライクが入らない。やはり菊池がいないと勝てないのかと思わせる場面ばかりだった。


観始めたときは4-1で花巻東がリード。しかし4-3と一点差になり、気づくと4-6と逆転されてしまった。誰もがここで終わりだと思っただろう。しかし、最終回になかなか打てなかった相手ピッチャーを打ちくずし、同点にした。試合の途中でタイムを取っているときに伝令でくる菊池がチームの雰囲気を変えているようにも感じた。グランドにいなくてもチームの精神的柱としての存在が見て取れた。


そして、延長10回表。ノーアウト、ランナーは一塁。バッターは二番センター佐藤。俊足を活かし一塁に全力疾走。一塁手がボールを取り、アウトになったが、その後にお互いよけきれず、ランナーとファーストが交錯。佐藤は起き上がれず、担架で医務室へ。ランナーはワンアウト二塁。佐藤が進めたランナーを活かすことができるか注目の打席である。結果は見事にヒットを打ち、ランナーはホームへ帰ってきた。これで花巻東が逆転に成功する。死に物狂いで出したランナーをチーム全員で奪い取った一点である。


そして、最後の守り。まだ治療中の佐藤がグランドに現れず、場内はシーンとしている。


その時、佐藤の姿が現れた。試合を観に来ている人全員が大きな拍手を送る。彼は全速力で守備位置につく。

グランドに戻って来たときのあの会場の雰囲気はとても印象的だった。


最後の回も守りきり、試合に勝利した花巻東。負けてしまったけれどとてもいい試合をしてくれた名豊。とてもいい試合だった。涙なしには観れないね。


野球から諦めないことの大切さ、出れない仲間の分まで勝ち続けること。とても大事なことを学んだ。