HERO’S BLOG

明治大学教授の本です。

三色ボールペンを使用して、読み、書きの能力が上達する。

ポイントは3つ。

①まあ大事なところに青の線 (客観)
②すごく大事なところに赤の線 (客観)
③おもしろいと感じたところに緑の線 (主観)

「筋みち」と「ポイント」がひと目で分かる文字活用法!


■日本の文豪の、心に残る日本語力、時代を生き抜く表現力。
■『山月記』の「虎」、『羅生門』の「下人」は何を意味しているか?
■たった一本のボールペンで、「読む」が「考える」に。
■名文の感動、読み解きポイントを、齋藤孝がじっくり解説!

大人も子どもも、「日本語で考える力」を伸ばすことができる。

赤 客観最重要
客観的に見て「すごく大事」というところに引く。
誰が見てもここが最重要であろうという箇所、その部分だけで文章の趣旨が伝わる箇所に絞り込んで引く。

青 客観重要
客観的に見て「まぁ大事」というところに引きます。
自分の主観ではなく、誰が見てもある程度大事であろうという箇所に、気楽な気持ちで引く。
後から読めばあらすじや要約になるように引く。

緑 主観大切
自分が「おもしろい」と感じたところに引く。
文章の客観的な要約とは全く無関係に、好みでおもしろいと思ったり、引っかかりを感じたところに自由に引く。


読解力をつけたい人は、この夏に本を読みましょう。今だからできる勉強方法だと思う。

すべての学習は日本語、国語を通じて行われる。大学入試の評論は難しいぞ。今の高校生が、その評論を読み考え、解く力があるかどうかは正直疑問が残る。今のうちに少しずつ勉強しよう。