昨日の続きだけれど、今日はとても重い内容だ。心して読もう!


「詰める力」は説明したとおり、努力すればなんとでもなる部分だという話をした。

表現が難しいが、心を害してしまったら謝ります。しかし、現実を知ってほしい。


例えば、特別な大きな塾もないような田舎から東大に合格するような人間は、自分の力で着実に努力できる「意味のある勉強」をしている。

ここからが本題。

しかし、都会で中途半端に塾通いしている人間は「意味のない勉強」しかしていない。実際に「行かされている」「勉強をさせられている」感覚が強いはずである。どうだろう?「違う!」と言い返してこれないときついな。でも、否定しているわけではない。


意味のない勉強とは、先生があれやれ、これやれと課題を与えられて、それをただ漠然と解くだけという勉強方法である。間違えても、「なぜ間違えたのか」という疑問ももたず、○付けだけ。特に大事な表現などもメモをしていない。それが続き、模試では判定だけを気にする。結果に到るまでのプロセスがないのに判定や数字に一喜一憂してしまう。最悪なのは、間違ったところをそのままにしてしまうことである。目標がないからただやるだけになってしまう。こうなってしまっては手遅れである。今すぐに、授業で今使っている自分のノートを見直そう!そして中三のときのものと見比べてほしい。どっちがメモをたくさん書き込んである?


「詰める力」とは「できなかったところ」をやり抜く意志力である。