観ている人いるかな?

今の幼稚園児とかはストーリーではなくて、ライダーが戦う姿が好きだと思うけど、大人が見ていてストーリー性があるよね!実に面白い!


本題はここから。

ディケイドは英語で「decade」。語源はギリシア語のdekas(十人組)からきている。意味はそこから発展して、「10年間、10巻、10個一組」となる。ライダーシリーズでは9つの世界を10人目のライダーであるディケイドが旅をする流れだから、ネーミングも面白い。10年間の総まとめである。


ディケイドはすぐにわかるけれど、新しいライダーの「ディエンド」がよくわからない。これが3月からのずっと続く悩みである。仮面ライダーでこんなにも悩むなんて、自分はとても純粋な人間だなと感じているけど...。実際は英語学習者として楽しんでいる。


英語では「diend」。辞書で調べると、「di」は接頭辞で「二つの、二倍の」や「通して、離れて」など。これに「end」をつけても意味は通じない。


少し見方を変えて、「di」をフランス語源からくる「de(da)」でとらえると、みんなも良く知る「the」になる。つまり「the end」となり、10年目の節目として、もう一人のライダーの存在を肯定することができる。


しかし、これは少し強引かな?


候補は残り一つ。

「die」と「nd」で分割して考える。「die」はみんなも良く知る。動詞で「死ぬ、枯れる、消える」などの意味がある。

これに接尾辞「nd」をつけると「~されるべき人・物」の意味で形容詞・名詞を作る性質がある。少し意味合いが違う気もするが、「終わらされるべき(終わらせる)存在」となる。しかしこれだと発音が「ダイ」+「ンド」になる。「ディエンド」には遠くなる。


さすが仮面ライダー。話が先に進まないと正体もわからない。英語も普段気にしていないことを、突き詰めていくと奥が深くなる。「diend」自身を辞書で引いても載ってないからね。わからない単語はこうして組成を調べていく。そうすると語彙力がドンドン増えていくぞ!!