621日頃、および小暑までの期間のことです。2018年は621日になります。

太陽黄径90度、芒種から数えて15日目頃です。

 

一年で、昼間が最も長く、夜が最も短い日です。冬至と比較すると、昼間の時間差は4時間以上もあります。暦の上では夏季の真ん中にあたりますが、実際には梅雨の真っ盛りで、農家では田植えに繁忙を極める頃です。暑さのピークは1カ月ほど先になります。

 

冬至にはかぼちゃを食べる風習がありますが、夏至は地方によって様々で、関西ではこの日にタコを食べる習慣があり、関東地方では焼き餅をお供えしたりします。

 

沖縄では、この頃に吹く季節風を「夏至南風」といいます。この風が吹くと、梅雨が明けて本格的な夏が訪れるそうです。

 

 

 

二見興玉神社、夏至祭

太陽のエネルギーが最も溢れる夏至の日の出と共に禊をする祭典で夫婦岩の前で行います。

古くから二見浦一帯は、伊勢参宮を控えた人々が心身を清め、罪穢れを祓うべく、禊祓をされた場所でした。午前330分より夏至祭が斎行され、続いて日の出の時刻(午前440分頃)に合わせて禊行事が行われます。

※夏至の前後1か月だけ、夫婦岩の間から朝日が昇ります。

 

 

 

北欧では…

日照時間の短い北欧では、昼間の最も長い夏至は、とても大切な日です。フィンランドをはじめ、さまざまな国で夏至祭が催されます。スウェーデンでは、国中が週末お休みになるんだそうです。