ハルの移籍情報の更新です。
①加入情報
★ネイサン・バクスター(23) イングランド GK チェルシー(レンタル延長)
★トビアス・フィゲイレド(28) ポルトガル DF ノッティンガム・フォレスト
まず加入が確定したのが、こちらの2選手です。
バクスターは今シーズンにチェルシーからローンで加入し、イングラムと正GKを争いました。
セービング能力に長ける選手で、昨シーズンは公式戦18試合で7つのクリーンシートを達成しました。
チェルシーはケパが移籍するため、バクスターはセカンドGKになる可能性もあり、レンタルは厳しいとの見方が強かったのですが、一転してレンタル延長になりました。
願わくば完全で獲得してほしいなと思いますが、今年も好セーブを期待しています。
次にフィゲイレドです。
上背のあるCBでポルトガルの年代別代表の経験がある選手です。
昨シーズンはプレミアに昇格したノッティンガム・フォレストで26試合に出場しました。
ハルとしては3バックを起用していますが、即戦力として期待できそうです。
②加入噂
★ジャン・ミシェル・セリ(30) コートジボワール代表 MF フルハム
★オスカル・エストゥピニャン(25) コロンビア FW ギマランイス
★ルドヴァン・ユルマズ(21) トルコ代表 DF ベシクタシュ
★ユスフ・エヌダイシミイェ(23) ブルンジ代表 MF バシャクシェヒル
★ドギュカン・シニク(23) トルコ代表 MF アンタルヤスポル
★ベダト・ムリキ(28) コソボ代表 FW ラツィオ
次に噂のある選手たちです。
前回も書きましたが、まずはボランチのセリです。
一度は移籍合意に失敗したとの報道が出ましたが、再びアタックして合意に近づいたとの噂です。
今週にもその結果が分かるでしょう。
次はポルトガル1部のギマランイスに所属するエストゥピニャンです。
コロンビア人のストライカーですが、昨シーズンはリーグ5位タイの15ゴールをあげました。
ワントップや3トップの中央などで起用されていました。
ゴールシーンを見て思うのは、身体能力の高さです。
182センチながらヘディングの高さは目を見張るものがあり、かつこぼれ球への嗅覚もすごい。
流石南米の選手だなと感じるプレーが多かったです。
特にヘディングゴールはかなりあったので、戦術の幅も増えそうです。
ユルマズはトルコ代表の若き左サイドバックです。
名門ベシクタシュで21歳ながら主力にのし上がり、昨年からA代表にも選出されました。
攻撃的な面を持っており、かなり高い位置を取り、精度の高いクロスを供給します。
フランクフルトへの移籍情報もありましたが、支払い方法での食い違いがあったそうで破談となった可能性が高いかもしれません。
起用法としてはウィングバックが相場ですが、彼がいれば4バックのシステムも採用できそうです。
エヌダイシミイェはブルンジ代表のボランチです。
今回の補強噂の中では目玉ではないと感じます。
昨年はバシャクシェヒルで27試合1ゴール3アシストでした。
知名度はそれほどですが、昨年4位のチームにおいて主力として活躍した実績は本物でしょう。
セットプレーも蹴れるみたいなので期待したいです。
シニクはトルコ代表のウィンガーです。
この選手もトルコ国内で主力として活躍が認められ、代表にまで上り詰めました。
昨年は32試合で3ゴール5アシスト、代表選でも2ゴールをあげました。
突破能力が高くシュートの精度にも優れています。
クロスからもチャンスメイクをたくさんできる選手なので、十分イギリスでも通用するでしょう。
最後にムリキです。
彼はラツィオに所属していますが、今冬にはマジョルカにレンタル移籍して、久保建英とも一緒にプレーしました。
コソボ代表の大型ストライカーです。
この選手もトルコでのプレーが認められて、イタリアの名門ラツィオにステップアップしました。
コソボ代表においても18ゴールをあげているなど、コソボでは稀代の強さを誇っている選手です。
ラツィオではあまり成績を残せませんでしたが、マジョルカでは半年で5ゴールをあげました。
攻撃面ではもちろん守備面でも積極的にボールを奪う姿勢を見せるなど、チームに献身的になれるところも魅力の一つです。
③退団選手
★ジョージ・ハニーマン(27) イングランド MF ミルウォール
退団選手では昨年のハルで主力を務めたハニーマンがミルウォールへ移籍しました。
正直なところこれは想定外でした。
ハニーマンは昨年35試合に出場し、5ゴール4アシストと中盤で大活躍でした。
一昨年は3部で13アシストとチームの要になっていました。
サポーターからの人気も高く、今年のキャプテン投票でも堂々の1位となっており、残留が濃厚でした。
監督のアクンと意見が合わなかったのか、本人の希望だったのかは分かりませんが、とにかく残念で仕方ありません。
それもあっての補強だとは思いますが、、、
④退団噂
★キーン・ルイスポッター(21) イングランドU21代表 ブレントフォード
最後に噂されているKLPについてです。
当初はハルが売却の姿勢を見せていませんでしたが、ブレントフォードから2000万ユーロでの買取の情報が出ました。
しかもほとんど確定に近いそうです。
金銭面での折り合いがつかないという噂が多かった中で、アクンは選手の希望を重視しました。
もちろんキャリアを考えれば、この段階で1部に個人昇格するのが必然ですが、やはり悲しいですね。
ハルのウィンガーといえば、グロシツキにせよボーウェンにせよ結局は上のチームに買い取られていくのです。
もちろんハル自体が強くなって、プレミアリーグにおける地位を確立すれば別ですが。
彼の代わりになる前線のウィンガーをハルとしては移籍市場で獲得していく必要があります。
その結果としてプレミア復帰を果たして、彼に戻ってもいいと思われるクラブになっていってほしいです。