山形の叔父の奥さんが亡くなったので

お葬式に行ってきた。


叔父の姉である母は自分と車で移動。

母の妹(以降叔母)は新幹線で移動。

合流してホテルに泊まった。


お葬式の前日

叔父と叔母たちが話しこんでいた。

ホテル代を叔父が出すと言いだしたので

叔母たちは

爺様(叔父、叔母の父)の面倒みていた

叔父の奥さんに感謝してるからいらないと

突っぱねていたら


あの寡黙な叔父が饒舌に喋り始めた。

爺様たちが亡くなった時、いろいろ忙しく動いていたのは帰省した叔母たち。

叔母たちはそんなこと当たり前だと思って

いたのだが

爺様のお葬式後、叔父は親族からかなり咎められたという。なんで身内の奥さんがやらないんだと。

でも、その時叔父の奥さんは精神的に病んでいて

それどころではなかった。

そのことは誰にも言っていない。叔父は周りからとがめられたことも、奥さんがそういう状況だったことも、奥さんのお葬式前日まで隠していた。


そして、叔父も奥さんも叔母たちのおかげで

幸せに過ごせたから感謝していると

涙ながら語った。


周りから責められても我慢していた叔父が

すごくかっこいいと思った。

奥さんを思う気持ちと叔母たちに素直に感謝を言えるところも全部。


なんで寡黙だった理由を知ると

余計に涙が止まらない


間違いなく叔父はかっこいい。