ある番組でたけしさんが踏み込んだ発言しました。

「記者会見してやりました」って言えばいい。

松本人志擁護派が多い芸人仲間のなかで

この発言はおやって感じましたが

たけしさんらしいと言えば

たけしさんらしいと思います。


この発言の根底には

「たかが芸人だもの」があると思います。

上岡龍太郎さんも

「ヤクザも芸人も紙一重」みたいなこと

言っていたような気がしますし

志村けんさんは

「芸人はバカなことだけやってればいい

 頭いい素振りとかいらない」

尊敬していた東八郎さんから教えられたと

語っていました。


芸人なんて女遊びも芸の肥やし

だからと言って、度が過ぎた行動は

芸人だから許されるものではありませんが

どんなトラブルも人を笑かして

落とし所をつけられるのは芸人さんの真骨頂じゃないかと思います。

 

昨今の芸人さんはスキャンダルをおこすと

かえって炎上してしまうケースが多い気がします。

真面目な人が多いのでしょうか?w


芸人さんではないですが

大物俳優がパンツにコカイン隠して逮捕された時、

逮捕後の記者会見で

「もうパンツ履かない」はもはや笑うしかありません。


たけしさんもいろいろ事件、事故を起こしてますが

お笑いに昇華して第一線で活躍してます。

70過ぎたおっさんが毎回、へんな格好して

くだらないこと言って、

若い人にとってはなにが面白いか理解できないかも

しれませんが、たけしさんはそれでいいんです。


松本人志さんの最近の立ち位置と言えば

いつも一段高い玉座に座って見下ろしてる感じがします。

闇営業の時の松本人志さんは

その時の権力を正しく使えてました。

このこと思えば松本人志擁護する人たちがいても

当たり前だと思うし、それはそれで信じて応援したらいい。志らく師匠が言うとり記事が本当だったら

裏切りやがったと言えばいい。


ある本に書いてありましたが

権力を保持するには、時には権力を捨てなければならない。

まぁ、建築業界とくに現場において

年功序列という縦社会の悪しき風習があります。

私の意見は個人事業主でも、社長という肩書きがあれば上下関係はないと思ってます。

人が人を敬うのは年齢じゃなく、実績と人柄です。

年上がある程度実績があるのは当たり前ですし、

経験値があるということは頼り甲斐あります。

だからと言って、安易に人を見下すことなく

若手と接することで本当の尊敬が生まれます。

たとえば、父親くらいの年齢の同業者が

息子くらいの自分に「さん」で呼んでくれたりすると、かえってこちらが恐縮しますが尊敬も生まれます。


話はそれましたが

松本人志さんには真実はもうどうでもいいから

芸人らしく落とし所をみつけて戻ってきて欲しい

これは、たけしさんもそう思っての冒頭の発言だと

私は思うのです。