異質なもの・人を受け入れるには「統合」が必要だと思うわけです。英語ですと「Integration」整合性という意味もあり理解し易いかと思います。そして、その整合性を安全な形にするために「ファシリテーション」で自己理解と他者理解を促進させ、バージョンアップした相互理解によってバイアスは消えると思います。※ファシリテーションの定義は別項目

 

共感で有名な心理学者のロジャース(カウンセリング開発者・世界で最も影響を与えた心理学者1位)は晩年、パーソン・センター・ドを設立、エンカウンター(出会い)グループでお互いが許し合えるような関係性を構築、世界平和のために紛争地域で実施しています。また、今日のコミュニティーや病院、学校などで自己理解・他者理解のワークとして活用されています。この「ファシリテーション」はそこから生まれています。

 

貧富の差をなくすには、究極には個々に自分を受け入れて「これでいい」と自己受容します。そうするとどんな科学反応が起きるかといえば貧富の差を受け入れることが出来ます←

これが心理学の考え方です。私達人間にはもともとそういう人間性というものがあり、いずれ開かれていくと思いますが、心理療法を使うともっと進歩が速いと思います。キリスト様もおっしゃっている相互理解=愛を育てることが解決策なんですね。

 

何の解決にもならない(怒)という声が聞こえてきます。宗教は腐敗を生み、エンカウンターグループはせいぜい10人くらいしかできないので、誠に進むのに人類は時間がかかっています。

 

そこで、私の個人的なやり方を提案したいと思います。会社の人事を変える事、大学の入学方法を変える事、「入り口」つまり受付のシステム変えることで楽に変化していくのではないかと考察しています。個人的な見解です。

 

グーグル―の副社長の人事の本が出版されています。入社する前に徹底的に議論をするそうです。良かったら読んでみてください。次➃に続きます。