天然の鉱石や岩盤から発生する微量放射線が病気を治すということで
青森の「玉川温泉」に多くのがん患者が押し寄せているというお話を
聞かれた方は多いと思います。
片や一方、「放射能は怖い」という知識だけで、微量放射線＝ホルミシスの
効果を誤解されている方が意外と多いので説明します。
■放射線ホルミシスとは
「放射線ホルミシス」は、約３０年前にアメリカの「アポロ計画」の 医学顧問だった
トーマス・ラッキー博士（現在ミズーリ大学名誉教授） によって発見されました。
ＮＡＳＡから依頼された博士は、地上の何百倍もの強さを持つ放射線が
宇宙飛行士たちの人体にどのような影響を与えるか調べました。
その結果、予想に反して「低いレベルの放射線を浴びると身体の細胞が活性化する」ことを確信し、発表しました。
「放射線は危険」と考えていた研究者たちにとって、この発表は初め信じられませんでした。
しかし現在では、世界中がこの「放射線ホルミシス」に注目し多くの研究機関で研究され、その効果が認められるようになり、２００５年には「国際ホルミシス学会」が発足しました。
日本でも、現在電力中央研究所、東大を始め１４の研究機関 で研究され、
２００７年には「ホルミシス臨床研究会」が 設立されました。
■本当に放射線は怖いのか？
ホルミシス臨床研究会で、「原爆被災者の疾病調査」をしました。
この調査は「原爆の爆心地からある一定の距離が離れて被爆した人たちは長生きしている」という調査内容なのです。
つまり、原爆の放射線を低量に浴びた人たちは、細胞が活性化し、身体の免疫が高まって、白血病やガンになるどころか、かえって 長生きした人が多いという結果になりました。
事実、かつて世界で一番長寿だった広島県の１１４歳のおばあさんは、何と被爆者手帳を持っていたのです！！
これが「ホルミシス効果」です。
同じように、かつてのソ連「チェルノブイリ原発事故」の周辺でも
同様の病気治癒や長生きの結果報告を聞いたことがあります。
☆電力中央研究所では、ラットを使った実験を行い、その結果を発表しています。
１．活性酸素の除去
生物は活性酸素の影響を受けて、細胞膜の過酸化脂質量を増やし、加齢とともに
細胞膜の流動性を低下させ、細胞膜の柔軟性を徐々に失いながら病気の原因になると言われている。
このような活性酸素の現象が、低線量照射によってわずかでも抑制されるのかどうか調べるため、健常なラットに、低線量照射した時、「過酸化脂質量」、「膜の流動性」、
「活性酸素の消滅する酵素（ＳＯＤ）の量」のそれぞれが、どのように変化するか
実測してみた。その結果、生まれてから７週間目の若いラット（７週齢）に対して、
65週間目（65週齢：人間でいえば約50～60歳に相当）のラットは、
「(1)過酸化脂質量は大」、「(2)膜流動性は小」、「(3)ＳＯＤの量は小」の関係に
あることが確認された。しかし、65週齢のラットに、低線量放射線を照射すると、
上記の(1)～(3)は改善され、若いラットの値に近づくことがわかった。
２． 老化抑制効果～糖尿症状の発症抑制～
実験に健常なラットを用い、これに特別な薬を投与して糖尿病を生じさせ、低量の放射線を照射したラットとしないラットの血糖値を分析・比較することで、低線量
照射が糖尿病の発症を抑制するかどうか調べてみた。
結果はラットに薬を投与する前に、低量の放射線を照射しておくと、血糖値は健常なラットに近い状態を維持して糖尿症状が抑制された。
３．がん細胞の抑制
実験には健常なマウスを用い、
(1)腫瘍細胞を大腿部皮下に移植して肺に転移する状況、
(2)腫瘍細胞を大腿部皮下に移植して腫瘍が増殖肥大する状況を分析・評価した。
結果は、
(1)がん転移について、低線量照射を一回行うことで、がん転移率が約40％下がる、
(2)腫瘍の増殖肥大について、低線量照射を週３回、４週間行うことで、腫瘍の増殖肥大が抑制されることがわかった。
☆東北大学の坂本澄彦名誉教授は、微量の放射線を当てることによって免疫を高め、ガン細胞のアポトーシス（自爆死）を促して、ガン細胞の増殖を抑えることの実験を行いました。
坂本教授は、すでに転移の可能性の高い悪性リンパ腫の患者に対して、通常行う高線量放射線を３０回に分けて患部に局所照射する放射線治療に加えて、低線量放射線を週３回の割合で全身に照射し、これを５週間に渡り継続して行う方法を併用して治療した場合、高線量放射線だけを照射した時の５年生存率からどのように変わるかを実験してみました。
その結果、併用しない場合の５年生存率は約６０％だったのに対して、併用した場合の５年生存率は８０％を超えました。
☆玉川温泉と同じく戦前からラジウム鉱石の温泉として知られている鳥取県の三朝温泉がありますが、 岡山大学医学部が調査して、その地区ではガンにかかる人が少ないことを報告しています。
※地元ではまだまだ理解が少ないようですが・・
「ウラン残土れんが、一個90円？！」
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20101214ddlk33040577000c.html
↓画像は我が家で使用中のラジウム＆ウラン鉱石の一部です。
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※原石に抵抗がある人は、5種類の鉱石を医療用シリコンに封入した
「スーパーシート」をお勧めします。（お風呂でも使用可能）
http://hikari-ryoujutuin.jimdo.com/ショップ-fortune/
青森の「玉川温泉」に多くのがん患者が押し寄せているというお話を
聞かれた方は多いと思います。
片や一方、「放射能は怖い」という知識だけで、微量放射線＝ホルミシスの
効果を誤解されている方が意外と多いので説明します。
■放射線ホルミシスとは
「放射線ホルミシス」は、約３０年前にアメリカの「アポロ計画」の 医学顧問だった
トーマス・ラッキー博士（現在ミズーリ大学名誉教授） によって発見されました。
ＮＡＳＡから依頼された博士は、地上の何百倍もの強さを持つ放射線が
宇宙飛行士たちの人体にどのような影響を与えるか調べました。
その結果、予想に反して「低いレベルの放射線を浴びると身体の細胞が活性化する」ことを確信し、発表しました。
「放射線は危険」と考えていた研究者たちにとって、この発表は初め信じられませんでした。
しかし現在では、世界中がこの「放射線ホルミシス」に注目し多くの研究機関で研究され、その効果が認められるようになり、２００５年には「国際ホルミシス学会」が発足しました。
日本でも、現在電力中央研究所、東大を始め１４の研究機関 で研究され、
２００７年には「ホルミシス臨床研究会」が 設立されました。
■本当に放射線は怖いのか？
ホルミシス臨床研究会で、「原爆被災者の疾病調査」をしました。
この調査は「原爆の爆心地からある一定の距離が離れて被爆した人たちは長生きしている」という調査内容なのです。
つまり、原爆の放射線を低量に浴びた人たちは、細胞が活性化し、身体の免疫が高まって、白血病やガンになるどころか、かえって 長生きした人が多いという結果になりました。
事実、かつて世界で一番長寿だった広島県の１１４歳のおばあさんは、何と被爆者手帳を持っていたのです！！
これが「ホルミシス効果」です。
同じように、かつてのソ連「チェルノブイリ原発事故」の周辺でも
同様の病気治癒や長生きの結果報告を聞いたことがあります。
☆電力中央研究所では、ラットを使った実験を行い、その結果を発表しています。
１．活性酸素の除去
生物は活性酸素の影響を受けて、細胞膜の過酸化脂質量を増やし、加齢とともに
細胞膜の流動性を低下させ、細胞膜の柔軟性を徐々に失いながら病気の原因になると言われている。
このような活性酸素の現象が、低線量照射によってわずかでも抑制されるのかどうか調べるため、健常なラットに、低線量照射した時、「過酸化脂質量」、「膜の流動性」、
「活性酸素の消滅する酵素（ＳＯＤ）の量」のそれぞれが、どのように変化するか
実測してみた。その結果、生まれてから７週間目の若いラット（７週齢）に対して、
65週間目（65週齢：人間でいえば約50～60歳に相当）のラットは、
「(1)過酸化脂質量は大」、「(2)膜流動性は小」、「(3)ＳＯＤの量は小」の関係に
あることが確認された。しかし、65週齢のラットに、低線量放射線を照射すると、
上記の(1)～(3)は改善され、若いラットの値に近づくことがわかった。
２． 老化抑制効果～糖尿症状の発症抑制～
実験に健常なラットを用い、これに特別な薬を投与して糖尿病を生じさせ、低量の放射線を照射したラットとしないラットの血糖値を分析・比較することで、低線量
照射が糖尿病の発症を抑制するかどうか調べてみた。
結果はラットに薬を投与する前に、低量の放射線を照射しておくと、血糖値は健常なラットに近い状態を維持して糖尿症状が抑制された。
３．がん細胞の抑制
実験には健常なマウスを用い、
(1)腫瘍細胞を大腿部皮下に移植して肺に転移する状況、
(2)腫瘍細胞を大腿部皮下に移植して腫瘍が増殖肥大する状況を分析・評価した。
結果は、
(1)がん転移について、低線量照射を一回行うことで、がん転移率が約40％下がる、
(2)腫瘍の増殖肥大について、低線量照射を週３回、４週間行うことで、腫瘍の増殖肥大が抑制されることがわかった。
☆東北大学の坂本澄彦名誉教授は、微量の放射線を当てることによって免疫を高め、ガン細胞のアポトーシス（自爆死）を促して、ガン細胞の増殖を抑えることの実験を行いました。
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その結果、併用しない場合の５年生存率は約６０％だったのに対して、併用した場合の５年生存率は８０％を超えました。
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※地元ではまだまだ理解が少ないようですが・・
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