「一日一食健康法」のことを詳しく解説されているサイトを見つけました。

元々このような知識は持ち合わせておりませんでしたが、
何故か私の場合、食べない方が身体は調子いいのです。
一日一食の生活がずっと続いています。
空腹でもないのに、食事を強要されることのほうが辛いのです

今先ほど、心配性の実家の母親から電話があり困り果てました叫び
説明しても分からないのですから・・・


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仏教の世界には、
「一日一食は聖者の食事。一日二食は人間の食事。一日三食は動物の食事」
という言葉があるそうです。

中世の西洋には、
「一日一食は天使の生活。一日二食は人間の生活。一日三食は獣の生活」
という諺があったそうです。

普通、人間は朝から夕方まで働きますよね。
労働前の食事は胃腸に負担をかける事になります。
この理屈に従うのであれば、朝も昼も固形物は食べない方がいいという事になります。
夕食のみの一日一食が最も理想的なのです。

朝食や昼食を摂ると、血糖値が乱高下するので、空腹を感じるようになります。
食べるからお腹が空くのです。
朝も昼も食べないようにすれば、血糖値が安定するので、空腹を感じないようになります。

現代栄養学では、脳のエネルギー源はブドウ糖で、脳はそれを貯蔵できないから、
ブドウ糖に変換される炭水化物や糖分を補給しないと脳が活性化しないとされています。
しかし、人間は、糖が不足しても、肝臓は筋肉に蓄えられたグリコーゲンを分解して
血糖値を一定に保つから、血液中の糖が不足して脳に栄養がいかない事はまずありません。

普通に食事をしていると、脳は、ブドウ糖だけをエネルギー源としますが、
断食をすると50%はケトン体のβ―ヒドロキシ酪酸をエネルギーとして使い、
ブドウ糖は30%しか使われません。
ケトン体は、脂肪が分解されてできる物質です。

つまり、断食をすると、体内の糖分が尽きるので、
脳は、体内に蓄えられた脂肪をエネルギー源として使用するようになります。
しかも、ケトン体は、脳にα波を増やし、
脳下垂体からはβ―エンドルフィンとう快感物質の分泌を増やします。
空腹になると血糖値は下がりますが、血糖値を上げるメカニズムは、体内にいくつもあります。
血糖値を上げるホルモンが、
グルカゴン、アドレナリン、コルチゾールなどいくつも存在します。
しかし、血糖値が上昇した時は、すい臓から分泌されるインスリンしか、
それを下げる事ができません。
つまり、人間は空腹には慣れているが、満腹には慣れていないという事です。

健康のためには、栄養の摂取だけではなく、老廃物の排泄も重要になってきます。
フランスのスーリエの実験結果によると、
夕食のみの一日一食が、最も老廃物の排泄量が多いという事です。