大学を無条件で無償化する場合に起こりそうな事は、早く働きたい人以外は、とりあえず大学に行っとくような人が増えるから、必然的に高卒者は減る事から始まりますよね。

 

大学を卒業さえすれば与えられる資格が何種類かあるので、その資格保持者が増えます。

 

家がそれほど裕福じゃない家庭の子供は必死に勉強して国立大学に入ろうとしていたのが、私立大学でも構わないとなると、全体的な学力は上がっても、とびぬけた学力の人はいない事につながるかも。

 

人気の大学は今までの基準で入学を許可していたら学生が余るので、入学する基準が引き上げられるとともに、ただでさえ狭き門とされている大学とか更に狭き門になるでしょう。

 

高卒より4年長く親のすねをかじる事にもなるでしょうし、大卒者が当たり前の世の中になって、もしかしたら大学院まで卒業する人が増えるかもしれませんね。

 

でも、アルバイトの大学生は増えるから、大学生のアルバイトが多い飲食店とかは助かるかもしれませんね。

 

それでも大学より、高校無償化とか小、中学校の給食を無償化とかしたほうが良い気がしますが、政治的に大学無償化の方が都合が良いんでしょうかね。