南極って凄く寒くて、とてもじゃないけど生活していくのは不可能だ。

 

ですが、それは人間だけであって、南極にも生息する生き物はいます。

 

それは、ペンギンです。

 

でも、ペンギンは北極にはいません。

 

寒くないと生活できない動物で南極の方が寒いから、北極位の寒さでは生存できない。

 

とか思っていませんか?間違いではないですが、ガラパゴス諸島にもペンギンって生息しているんですよね。

 

なぜ、北極にペンギンがいないのかを解説します。

北極にペンギンがいない理由

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北極にペンギンがいないのは、主な理由は以下の通りです。

 

自然環境の違い

ペンギンは南極地域に生息しており、寒冷な環境に適応しています。北極は南極と比べて気候や生態系が異なり、氷の厚さや海洋の特性も異なるため、ペンギンが生息するのに適していません。

 

 

食物の供給

ペンギンは主に魚や甲殻類を食べており、南極海域に豊富に存在するプランクトンや魚の群れが彼らの主な餌となっています。北極地域には南極ほどの豊富な魚の群れが存在せず、ペンギンの主要な食物源が不足しているため、彼らが生息する環境ではありません。

 

地理的な隔離

北極と南極は地理的に離れた場所に位置しています。ペンギンは南極を中心に分布しており、その生態系と環境に適応してきたため、北極地域には自然に到達することができません。

 

したがって、これらの要因が組み合わさって北極にはペンギンがいないのです。

 

ガラパゴス諸島にもペンギンがいると言いましたが、ガラパゴスペンギンの場合は、南極には生息するペンギンとは全く種類がことなります。

 

ガラパゴス諸島にもペンギンがいる理由は次の通りです。

ガラパゴス諸島にもペンギンがいる理由

比叡山

ガラパゴス諸島にペンギンが生息している主な理由は以下の通りです。

 

 

温暖な海流

ガラパゴス諸島は赤道付近に位置しており、周囲を温暖な海流であるハンビッチ海流が取り囲んでいます。この海流によって水温が比較的低く保たれ、ペンギンにとって適した環境が形成されます。

 

餌の供給

ガラパゴス諸島周辺の海域には餌となるプランクトンや小魚が豊富に存在します。特にハンビッチ海流が海底から栄養分を運んでくるため、ペンギンの主要な食物源が確保されています。

 

無人島の存在

ガラパゴス諸島には無人の島々が多く存在しており、人間の活動が比較的少ない地域があります。これによってペンギンは自然の環境を保持し、安全に繁殖することができます。

 

岩場や洞穴の利用

ガラパゴス諸島には岩場や洞穴が多くあり、ペンギンはこれらの場所を繁殖や巣作りに利用します。これらの場所は保護された場所となり、ペンギンの生息地として適しています。

 

以上のような環境条件がガラパゴス諸島においてペンギンの生息を可能にしています。

 

あとがき

南極から北極を目指したペンギンも居たそうですが、見事にサメに食べられたそうです。

 

案外、古代の太平洋には今よりサメが沢山いたのかもしれませんね。

 

おそらく、南極にシロクマが居ないのは、ペンギンと似たような理由なんでしょうね。

 

それから、ペンギンは食べても大して美味しくないそうです。色々な法律で守られている動物なので食べると、国を巻き込むくらい物凄く面倒な事になるでしょう。