曲の名前忘れましたが、「縄文土器 弥生土器 どっちが好き? どっちも土器」って歌があるんですよね。

 

レキシって名前のバンドだったので詳しく調べればわかりますが、それでも各土器のどちらの特徴も何も知らないので何とも言えません。

 

そもそも「縄文土器」と「弥生土器」の違いとは何でしょうか?

 

二つの違い

 

縄文土器と弥生土器は、日本の考古学的な時代区分で使用される用語です。これらは、それぞれ異なる時代に存在した土器の特徴を表しています。

縄文土器のイラスト

 

縄文土器は、縄文時代(紀元前10,000年頃から紀元前300年頃)に使われた土器です。縄文時代は、日本の旧石器時代と新石器時代の中間にあたります。縄文土器は、縄文時代の人々が作った陶器であり、主に食器や調理用具として使用されました。

 

弥生土器の特徴

器形:弥生土器は、より洗練された形状を持っています。鉢や壺、甕(かめ)など、機能的で実用的な形状が一般的でした。

 

表面装飾:弥生土器は、縄文土器に比べて緻密な装飾が特徴です。縄文時代のような独特の模様は見られず、代わりに刻印や彫刻などの技法がよく使われました。

 

 

二つの時代の土器について紹介しましたが、「飛鳥時代」以降は土器って聞きませんよね。

 

それは、何故なんでしょうか?

飛鳥時代に土器が無い理由

飛鳥時代(592年から710年)は、日本の政治や文化に大きな変革をもたらした時期であり、日本の国家形成や文化発展の基盤が築かれた時代として重要です。

 

飛鳥時代以降の日本において、土器がほとんど見られない理由はいくつかあります。

文化の変化

飛鳥時代以降、日本では中国大陸からの文化や政治の影響が強まり、飛鳥文化や奈良時代の文化が形成されました。この時期には、仏教の伝来や中央集権の国家形成が進んだため、文化的・社会的な変化が起こりました。土器の需要や使用方法が変化した可能性があります。

 

飛鳥時代以降、陶器の需要が減少した可能性もあります。この時期には、金属製の食器や容器の使用が増え、陶器の代わりに銅や鉄で作られた鏡や鉢などが使われるようになりました。金属製品の利便性や豪華さが求められたため、土器の需要が低下したと考えられます。

輸入品の増加

飛鳥時代以降、日本と中国大陸との交流が活発化し、多くの中国製品が輸入されました。中国からの陶磁器や漆器、石器などが現地で使用されるようになり、土器の需要が減少した可能性があります。

 

 

以上の要因により、飛鳥時代以降の日本では土器の使用が減少し、代わりに金属製品や輸入品が主流となったと考えられています。

 

 

 

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