今月26日に結婚予定の秋篠宮家の眞子さまが、曾祖父にあたる昭和天皇陵などを参拝されることが発表されました。

宮内庁は8日、眞子さまが、今月12日に、昭和天皇が眠る武蔵野陵と香淳皇后が眠る武蔵野東陵を参拝されると発表しました。曽祖父母への結婚報告のための参拝だということです。

一方、上皇ご夫妻の側近は、8日、ご夫妻が初孫の眞子さまについて「小さい時からかわいく思い、慈しんで見守っていらした」などと述べた上で、お二人が「眞子さまの体調を大変心配されている」と明かしました。また、眞子さまが儀式を行わずに皇室を離れられることについては、「お寂しいだろうなと拝察している」と述べました。

眞子さまのご夫妻への結婚の挨拶については、「お受けになるお気持ちはあると思います」と述べましたが、日程はまだ決まっていないと説明しています。

 

更に

 

秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚会見が10月26日に迫るなか、10月6日、小室さんの母・佳代さんが詐欺罪で刑事告発された。あるジャーナリストが東京地方検察庁に告発状を提出したのだ。

「告発状は、受け取りが拒否されることもありますが、今回は拒否されてはいないので、第一関門は突破しています。次の関門は受理されるかどうか。受理されれば、本格的な捜査が始まることになります。眞子さまの“フィアンセ”の母親が捜査対象になれば、前代未聞の事態です」(全国紙記者)

 そもそもなぜ、佳代さんは刑事告発をされるにいたったのか。そこには2つの大きな疑惑がある。まずは遺族年金の不正受給疑惑だ。

 佳代さんは夫の敏勝さんを2002年に亡くし、その後は遺族年金を受給してきた。しかしその間、元婚約者のAさんから金銭的なサポートを受けていた期間がある。

「佳代さんはAさんと婚約していました。当時、彼に送ったメールの中で、“夫の遺族年金を受け取っている間は、Aさんと事実婚状態であることは秘密にしてほしい”といった主旨の内容があったことが報じられています。夫との死別後に別の男性と生計を共にするようになれば、遺族年金の受給対象から外れます。しかし佳代さんは、Aさんから援助を受けながら遺族年金も受け取るべく、事実婚であることを隠し通そうと、Aさんに口止めを促すメールを送っていたというのです。さらに、Aさんとは別の時期に、彫金師の男性と同棲しており、それが内縁関係に当たるのではないか、であれば、その期間もまた遺族年金の不正受給に当たるのではないか、と告発されています」(皇室記者)

 もう一つは、傷病手当金の不正受給疑惑だ。佳代さんは老舗洋菓子店の正社員として働いていた2018年頃、“適応障害”を理由に、勤務を休んでいた時期がある。

「この際に、勤務先の洋菓子店が加入する『東京都洋菓子健康保険組合』に傷病手当金の給付を申請して受理され、約1年半にわたって給付を受けていました」(前出・皇室記者)

 ここまでは労働者の権利だが、問題は、傷病手当を受けながら、他の店で働き報酬を得ていた疑惑があることだ。報道によれば、知人が経営する長野・軽井沢のレストランで住み込みで働いていたとされる。軽井沢は夏がシーズンで、夏が終わると自宅に戻っていたようだが、また翌夏には戻ってきて働いていたという。仕事はバックヤードが中心だったが、ホールに出ていたこともあるとの証言も報じられた。

 佳代さんを刑事告発したジャーナリストは、これらの不正受給が事実なら、詐欺罪に当たる可能性はあるのではないかと主張している。この告発の20日後の10月26日、眞子さまと小室圭さんは結婚会見を行う予定になっている。これに先立ち、9月27日には小室さんが留学先であるニューヨークから帰国し、多くの警察官らに警護された状態で、神奈川・横浜の自宅へと戻っていった。現在は、隔離期間をその自宅で過ごしているものと見られる。

 隔離期間が終わったあとは、小室さんは眞子さまと結婚し、佳代さんは眞子さまの義理の母となる。

 その佳代さんを告発したジャーナリストは「今日地方検察庁の係官と会った感じでは、やはり事が進んでいるということもあるので、急ぐような素振りをしておりました。ですから早く進むんじゃないかなという思いはあります」と手応えを語っている。告発の行方は不透明だが、今、最も注目されている花嫁の義理の母が刑事告発されたという事実が、前代未聞であることは確かだ。

 

しかし

 

10月26日に結婚することが発表された、秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さん。婚姻届の提出後、ふたりは揃って記者会見に臨む予定だ。

 衝撃的だったのは、眞子さまが「誹謗中傷のため、『複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)』の状態」という発表だった。複雑性PTSDは「長期的に繰り返されるトラウマが心の傷となり、さまざまな症状が表れる疾患」を指す。眞子さまの場合、「ご自身とご家族、およびお相手とお相手の家族に対する誹謗中傷」が要因だという。

 そのショッキングな事実が報じられると「心配です」「結婚後はそっとしてあげてほしい」など、眞子さまの体調を案じる声が上がった。しかし一方で、ツイッターではトレンドワードに「国民のせい」が急上昇。なかには「(PTSDは)国民が批判するからですか」「国民のせいにされて悲しい」といった声が上がったのもまた事実だ。

 宮内庁は、眞子さまが約1億4000万円とされる結婚一時金を辞退する意向であることも併せて発表した。しかし、それには皇室関係者が苦い顔をする。

「眞子さまご自身はそれでいいのかもしれません。ですが、この先に結婚を控える女性皇族に与える影響は計り知れないでしょう。今後は一時金受領の意思を確認されるようになり、受け取ることで余計な反発が生まれる可能性もある。そもそも一時金は贅沢のためではなく、元皇族としての品位を保つためのもの。あとに続く方々のことは、念頭になかったのでしょうか」

 しかし眞子さまは、結婚に向けての障害をひとつでも減らすことを選ばれ、一時金の受け取り辞退を決められた。

小室家の尻拭いは絶対にさせない

 秋篠宮家と交流の深い人物によると、「眞子さまは小室家の金銭トラブル発覚当時、食べ物を戻されることも珍しくなかった」というから、眞子さまは心身ともに相当に追い詰められていたのだろう。いち早いご快復を願うばかりだが、そんな中でも笑顔を見せられ、ご結婚へと精力的に動かれてきた眞子さまの胆力には脱帽するばかりだ。

「名誉総裁として“最後のご公務”となった9月末の『国際陶磁器フェスティバル』のビデオメッセージは8月に収録されたそうです。5年半勤めた博物館『インターメディアテク』を8月末で退職されたことも然り、眞子さまはご結婚に向けた“身辺整理”を進められてきていました。

 遡れば、4月に小室さんが金銭トラブルについての説明文書を発表した直後に、眞子さまがコメントを出されたのも、“私が動けば、事態を沈静化できる”とお考えになったのかもしれません」(皇室ジャーナリスト)

 ご結婚のため気を吐かれる眞子さまのお姿は、パートナーである小室さんには頼もしく映っただろう。

「小室さんにとって、眞子さまはあらゆる面で“強い味方”でしょう。さらにいえば、自分の身内の金銭トラブルについて会見をする際に、眞子さまに同席してもらえればベスト。内親王の眞子さまを隣に座らせられれば、皇室の“お墨付き”を得たかのように、『小室家には問題はなかった』と主張できますから」(別の皇室関係者)

 しかし、目論見は外れた。当初は、「宮内庁のアテンドで結婚会見をふたりで行い、その後、入籍する」という予定だったようだ。しかし、強い忌避感を示されたのが、秋篠宮さまだったという。

 今回の結婚問題は小室家の金銭トラブルが発端だ。「結婚会見よりも、まずは小室さんの説明会見を望む」という声も上がる。一方で、宮内庁内部では「一民間人のトラブルの会見を、どうして皇室、ひいては宮内庁がお膳立てしなければならないのか」という反発も根強かったという。そして、鶴の一声を上げられたのが、秋篠宮さまだった。

「秋篠宮さまは、“小室家のトラブルの尻拭いを、皇室や宮内庁がする必要は一切ない”“眞子さまが皇室にいる間は、小室家のフォローをさせることは絶対に許さない”と、毅然とした態度で鉄拳を振るう勢いだったと聞いています」(前出・別の皇室関係者)

 そうして、結婚前に「説明会見」は行われず、婚姻届提出後、つまり「小室夫妻」となった後に結婚会見が行われることになった。しかし、浮上するのが、誰がその会見を仕切るかという問題だ。

「10月1日の結婚発表の会見で、“会見の打ち合わせは宮内庁が行うのか”といった質問がありましたが、宮内庁側は“何らかの支えが必要”などと濁したのみ。会見の場所、内容についてはいまのところ、まったくの白紙のようです。手を差し延べようにも、小室さん側とまともに話ができない。会見直前まで二転三転しそうです」(皇室記者)

 前出の皇室ジャーナリストは、こう肩を落とす。

「あくまで小室家の問題ですから、トラブルの説明の会見は、小室さんがひとりで行うのが筋でしょう。ですが、眞子さまはもうすっかり“小室家側”ですから、ご自分も会見に参加され、小室さんをかばいたいというお気持ちなのでしょうね……。だから、一般人になられた後、会見に臨まれるのでしょう」

“尻拭い会見”に対して、NOを突きつけられた秋篠宮さまだが、小室さんとの挨拶の機会もないとみられる。

「あくまで私的なものですが、天皇皇后両陛下への挨拶は眞子さまおひとりになると思われます。小室さんが両陛下に挨拶することは、許されないでしょう。それどころか、小室さんは秋篠宮ご夫妻への挨拶もできないでしょう。両親が娘婿とまったく会わないという異常事態です」(宮内庁関係者)

 この状況を眞子さまはどのようにお思いになられているのか──。

 

 

流石は秋篠宮殿下って思う。国民の多くが思っている事、小室圭さん一人で会見をしろという事を直接的な表現ではないけれど、遠回しにおしゃった。

 

国民の皇室への敬意は最低限の失墜で収まった気がする。後は、佳子さま、悠仁さま、愛子さまだな。