なぜ女は昇進を拒むのか
原題はThe Sexual Paradox : Men, Women, and the Real Gender Gap
性差のパラドックス:男、女、ホントウの性差とは、が直訳。
それを、なぜ女は昇進を拒むのか という挑発的なタイトルに
なぜ女は昇進を拒むのか――進化心理学が解く性差のパラドクス/スーザン・ピンカー
¥2,415
Amazon.co.jp
タイトルの付け方がうまく、
まったくもって、昇進を拒まないで社長にまでなった(4ヶ月間でしたが)私としては
朝日新聞、AERA、週刊文春の書評を読んで、Amazonで即購入
表紙のライオンの夫婦?の装丁も巧いですね、早川書房さん
で、しばらくほったらかしてたのですが、
休暇中に読了。
欧米社会でビジネスで成功した男女の例をあげつつ
男性と女性の能力と志向の違いを、主に脳の構造やホルモンの違いを基に解き明かしていく
こういう本を買うモチベーションは、
で、じゃあ、自分はどういうタイプなの? ということなのですが、
この本から読み取れるのは、
私はテストステロン(競争を好む男性ホルモン)値が高いタイプなのでは
ということ。昔からジャンケンにトランプ、温泉場の卓球でもなんでも、
弟妹はもちろん、大学時代の仲間の男子にも本気で勝ちたいタイプだったからな~
と述懐しました。
ところで、本の中で指摘されているのですが、
ゼロサムゲームともいえる政治の世界は、女性性の特徴としてはあまり指向されないとのことですが、
それにしても、今回の新閣僚では女性の大臣が少ないのは残念です
また、この本は女性の心理学者が性差のタブーについて
様々な成功者たちにインタビューすることで切り込んでいくのですが
その参考例として、様々な映画や女優のコメントが本文中に挿入されていることで
ずいぶんと身近に感じられるように工夫されています。
有名な映画としてはもちろん『レインマン』の主人公。
男性に現われるアスペルガー症候群(※)
※ 社会性にはまったく欠けるが、視覚記憶やシステム化能力が高度に発達
この本を読んで、映画の主人公たちや、
自分の周りの人たちの脳構造やホルモン値について考えるのも楽しいですね。
例えば、ミレニアムの女性ヒロイン:リスベットも
アスペルガー症候群といえます。映像記憶能力やハッカーの才能、
社会性のなさもまさにそれ!
性差のパラドックス:男、女、ホントウの性差とは、が直訳。
それを、なぜ女は昇進を拒むのか という挑発的なタイトルに
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まったくもって、昇進を拒まないで社長にまでなった(4ヶ月間でしたが)私としては
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男性と女性の能力と志向の違いを、主に脳の構造やホルモンの違いを基に解き明かしていく
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で、じゃあ、自分はどういうタイプなの? ということなのですが、
この本から読み取れるのは、
私はテストステロン(競争を好む男性ホルモン)値が高いタイプなのでは
ということ。昔からジャンケンにトランプ、温泉場の卓球でもなんでも、
弟妹はもちろん、大学時代の仲間の男子にも本気で勝ちたいタイプだったからな~
と述懐しました。
ところで、本の中で指摘されているのですが、
ゼロサムゲームともいえる政治の世界は、女性性の特徴としてはあまり指向されないとのことですが、
それにしても、今回の新閣僚では女性の大臣が少ないのは残念です
また、この本は女性の心理学者が性差のタブーについて
様々な成功者たちにインタビューすることで切り込んでいくのですが
その参考例として、様々な映画や女優のコメントが本文中に挿入されていることで
ずいぶんと身近に感じられるように工夫されています。
有名な映画としてはもちろん『レインマン』の主人公。
男性に現われるアスペルガー症候群(※)
※ 社会性にはまったく欠けるが、視覚記憶やシステム化能力が高度に発達
この本を読んで、映画の主人公たちや、
自分の周りの人たちの脳構造やホルモン値について考えるのも楽しいですね。
例えば、ミレニアムの女性ヒロイン:リスベットも
アスペルガー症候群といえます。映像記憶能力やハッカーの才能、
社会性のなさもまさにそれ!