ザ・ダイバー 野田秀樹×大竹しのぶ 天才対決 | 元女社長の腹のうち 星野有香オフィシャルブログ Powered by Ameba

ザ・ダイバー 野田秀樹×大竹しのぶ 天才対決

池袋の東京芸術劇場に初めていって、
ザ・ダイバーを鑑賞アップ

だいたい演劇をみにいくときは、
木村さんオススメのものを、チケット手配も
お願いしちゃって、ほとんど事前情報なしで観に行きます。

彼女とはすでに7、8年の付き合いで、
仕事場での私の人となりを知ってるのでひらめき電球
話題作、新しい才能、映画ネタにつながりそうな演劇を
ピックアップしてくれて、
ほぼブラインドデート的な状態で、劇場にかけこみますDASH!

ザ・ダイバー というタイトルからは、
実は何にも連想できなくて目
そりゃ海にもぐる人ってことだけど、
本質的にはピンとこず、あくまでも野田秀樹さんと大竹しのぶさん恋の矢
だから間違いないよね、、ぐらいなところで息きらして着席。


客層は、男女比率 4:6、3:7くらいか、
若干男性が普段の演劇ファンより多く、また年齢層も
20代後半から40代前半までにぎゅぎゅっと凝縮された
感じでした。

大竹しのぶさんの演技は、さすがというか、見事というか


心神喪失の女が、時に、海女、帝の側室、
源氏物語の桐壺更衣、夕顔、六条の御息所(いまいち曖昧)
そしてついには 鬼に

変化していく様を、ひとりで引き受けて演じていくメラメラ


舞台演出も見事。

2人掛けのソファ、取調べ用の椅子数脚と机だけの舞台装置

衣装は最後まで同じ衣装をベースに、色違いの布でアレンジ

リアルな登場人物は たったの4人

それなのに、そこで語られる物語は、時空を超えて
それぞれの女たちの想いと叫びと狂気を持って
罪をおかした(らしい)主人公の深層心理
あぶり出していくドンッ


源氏物語は コミックのあさきゆめみし を読んだだけ。
原作きちんと読んでおけばもっともっと
楽しめたかと。。。



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