手の美術史  手が気になる。。 | 元女社長の腹のうち 星野有香オフィシャルブログ Powered by Ameba

手の美術史  手が気になる。。

手の美術史/森村 泰昌

¥3,780
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前からアーティストとしての森村泰昌さんが好きで、

また、絵画に描かれる<手>の表情というか、
<手>が語る物語に惹かれて、
かつ、そのことを、森村さんがどう解き明かしてくれるのか期待して、
アマゾンで購入しました。 

直接のきっかけは週刊文春の書評だったかも。


ニューヨーク大学留学中は美術史を専攻していたこともあり、
絵を観るのが大好きで、美術館いったり、宿題で画集を読んだり
していたので、

本の中に次から次に出てくる、名画の<手のクローズアップ>は、

そうそう、音楽のイントロクイズみたいで、音譜

面白かったです。


もっと『怖い絵』シリーズ みたいに、絵の中に描かれた
<手>の意味合いを、言葉で説明していくのかと思いきや、

手のクローズアップが延々と出てくる、

そのたびに、その手から連想される全体像と、そのアーティスト名
頭の中で、A-Ha体験的に うかびあがってきて、

脳の体操みたいでした。合格 

ダヴィンチ、カラヴァッジオ、レンブラント、ゴヤ、マネ、
ロートレック、クリムト、エゴンシーレ、ピカソ、etc


こういう美術展とか新しい視点で
おもしろいかも。 キラキラ