高校生日記
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理由

ぁたしが
先輩のコト
好きになった日

一番始めまで
遡るとしたら

入部してから2日目の
普通に練習し始めた日まで
時が戻るかもしれない

同じ教室で初めて
一緒に練習した日

みんなで
ぁたしのあだ名を決めてた

○○

先輩がいきなりそう言って
お姉さんの名前ゃんな
って確かめてきた
ずっと気付いてて
言いたくてたまらなかったみたいに

此のヒトは
あたし達のコト知ってるんだ
そう思った

お姉ちゃんは
生徒会で副会長してて
美人で
学校の中では
結構有名人だった

そんな姉を知っているコトは
まだ分かるとしても
ぁたしのこと知ってる
ってそう思った

なんでだろう不思議だった
先輩が
有名人でもなんでもないぁたしを
知っていたコトは勿論
ぁたしも
別に有名人でもなんでもない先輩を
知っていたから

先輩はその日から
気になる存在になった

次の日小雨が降ってた
傘がなくて
楽器移動に困ってたぁたしに
先輩は傘を貸してくれた

先輩も
濡れたら大変なのに

其れだけの優しさに
恋をした

始めの頃は多分
先輩の中で
ぁたしが一番仲いい
後輩だった筈だ

他の子と仲良くなる
その前にスキって
言えばよかった

スキ


ぁたしは先輩と
同じ小学校で
同じ中学校で
でも関わりなんてなくて
もちろん
恋愛感情なんてなかった

高校入りたての始めの頃

ぁたしは
先輩をみて
このひと知ってる
って思った
なんでか分からないけど


高校デビューとまでは
言わないけど
髪型も
雰囲気も
部活も
何もかもが変わってた



始めの頃
ぁたしは
他の誰よりも
ほんの少しだけ多く
先輩と交流があって

今思えば
只の自惚れに過ぎないのだけれど

昔の彼女の話を聴いたり

今は独り身だって教えて貰ったり

同じ電車に乗り合わせた時は
顔を見合わせてはにかんだりした

それがあってか
むちゃくちゃ
先輩を好きになってしまって

先輩に会うために
家族旅行に行かないで
独りだけ留守番したり

巧くなりたいを口実に
朝練にいったりした


頑張って
沢山悩んで
考えこんで
むちゃくちゃ緊張して
何週間も
タイミング見計らって
ゃっとで
アドレスきいた

そしたら
同じ電車のってるときに
メールができて
くすぐったい気持ちになったりした

只純粋に
先輩を好きになった

本気で
先輩を好きになった

引き摺っちゃいけない

分かってるのに


忘れられない

すき

生と死

居なくなりたい

帰る場所のないぁたしは
生きている意味あるのか

誰にも必要とされていない
生きている意味あるのか

誰からも愛されていない
生きている意味あるのか

誰のことも愛していない
生きている意味あるのか

何も楽しいことがない
生きている意味あるのか

これからに夢なんてない
生きている意味あるのか








生きることに
理由や意味なんて要らない

そう考えたこともあった


じゃあ
死ぬことにも
理由や意味なんて要らないのか

理由や意味があったって
自ら死を選ぶことは許されない

そう考えたこともあった


だけど今
消えて無くなってしまいたい


生きてさえいれば
いいことがある

そう考えたこともあった

生きているからこそ
嫌なことがあって
生きているからこそ
死にたいと思って
生きているからこそ
生きたいと思って
生きているからこそ
此処に死が存在する

そう考えたこともあった


ひとつ考えれば
またひとつ
正反対の考えが生まれる

頭ん中がゴチャゴチャになる



こんなちっぽけな
人間ごときが
こんなことを
考えるのは
タブーなのだろうか


それならば
あたしを裁いて
導きを教えて
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