(273)「殺人鬼探偵の捏造美学」 御影瑛路 | Beatha's Bibliothek

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今回は、御影瑛路さんの

 

「殺人鬼探偵の捏造美学」でございます。

 

 

 

 

初めて読む作家さんですね。

 

あらすじ読んで、面白そうかなと思って。

 

氷鉋清廉(ひがのせいれん)。天才精神科医にして、

美学に満ちた殺人鬼・マスカレード。

海岸沿いで発見された怪死体にはマスカレードに

殺されたような痕跡が。新米刑事の百合は

紹介された協力者と捜査を開始するが、

その人物はあろうことか氷鉋だった!

父親、婚約者、恋人の証言が食い違う

謎めいた被害者・麗奈を、当の氷鉋と調べる百合。

だが、死んだはずの麗奈の目撃証言まであらわれ・・・。

 

率直な感想として、面白かったんですけど、

 

え?これが種明かし???と最後に思うという・・・・。

 

氷鉋は警察の捜査に何度も協力して、

 

早期解決をしてきてるわけなのですよ。

 

つまり、天才精神科医で、

 

ものすご~く優れた観察眼があるのに、

 

このラストはどうかな?と思ったわけです。

 

そこだけ残念だったかな。

 

色々分かっていく過程は良かったのになぁ。

 

ご興味のある方は是非♪