群馬県前橋市の

 

 

 

「駒形神社」

 

 

 

駒形神社御朱印

9月の月替わり御朱印・見開きです。

 

 

 

当神社の鎮座するこの地は、古くは利根川本流の西岸に位置し、広漠たる原野の中に駒形社一社のみあり、駒形大明神(こまがただいみょうじん)と称していました。

 

ご祭神は「保食命(うけもちのみこと)」で、食物農耕守護の神として信仰されていました。上野名跡考では『駒形とは、野の神・山の神・水の神・土の神の他社より浄き土を採り駒形を造り、野馬守護のためこの四神を祀る』と誌されております。境内は馬蹄形をなし源頼朝の愛馬「磨墨(するすみ)」の蹄と伝えられるものが御神体の一部にあります。

 

「上野国群村誌(こうずけのくにぐんそんし)」によると、勧請年月は元亀元年(一五七〇年)と伝えられています。

 

神仏混淆(しんぶつこんこう)(神道と仏教が合体した信仰)の時代は、天台宗泉蔵寺に属していましたが、慶安年間(一六五〇年)頃、社殿を改築し「別当 山伏修験本明院(やまぶししゅげんほんみょういん)」として駒形の氏神として祀られるようになりました。

 

宝暦七年(一七五二年)にも社殿を改築し、現在の社殿は明治三十八年(一九〇五年)に新築したものです。

 

明治四十年十二月、本社境内末社三社(八坂社(やさかしゃ)・稲荷社(いなりしゃ)・秋葉社(あきはしゃ))並びに町内字高島鎮座 琴平神社(ことひらじんじゃ)とその末社四社(八坂社(やさかしゃ)・稲荷社(いなりしゃ)・秋葉社(あきはしゃ)・菅原社(すがわらしゃ))及び町内字桃井鎮座の雷電神社(らいでんじんじゃ)とその境内末社三社(八坂社(やさかしゃ)・三峰社(みつみねしゃ)・諏訪社(すわしゃ))を駒形神社に合併しました。

 

大正三年十月九日群馬県より神饌幣帛共進(しんせんへいはくきょうしん)神社に指定され村社となり、昭和二十七年十二月、宗教法人駒形神社となりました。その後、平成十七年十月、社殿新築百年祭の記念事業が盛大に行われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

位置情報

群馬県前橋市駒形町710