栃木県小山市の
「網戸神社」
網戸神社御朱印
7月御朱印・幸福
網戸神社御朱印
7月御朱印・龍とあじさい
網戸神社御朱印
あじさい片面
てるてる坊主
主祭神、田心姫命(たごりひめのみこと)（水運の神）をいつ頃勧請したか、未だ明らかではありませんが、社殿の再建は、平城天皇の御代、大同元年（西暦８０６）１０月２８日であります。
醍醐天皇の御代に、延喜式内に列したともいわれましたが、詳らかではありません。
天慶２年、藤原秀郷は、平将門追討に際し当社に祈願し、戦勝の砌、金百貫文を奉納しました。
源頼朝も、文治３年、小山政光の妻、寒川尼を当地方の地頭職に任じ、当社に領地を寄進しました。
以来、尼公をはじめ、歴代の網戸城主の崇敬も篤く、小山家の定紋「左二ツ巴」を、当社の神紋としています。
この頃、藤原一族の祖神、天児屋根命(あめのこやねのみこと)（人神の間をとりもつ神）を併せて祀りました。
江戸時代、後光明天皇の頃より、寛政・文政にかけて、社格問題その他で揺動し、かつ曲折しました。
かくてその後、古河藩の治下にありましては、在郷の篤志家等が、神官を輔翼して、当社を護持し、維新を迎えました。
明治新政府は、国家神道の観点から、神社の再編成をなしたが、当地方は大幅に遅れました。
大正３年５月２０日、渡良瀬川改修工事の一環として堤防拡幅がなされ、本宿二四四八番地の千古の杜より、旧城内に遷宮しました。
この年の８月１９日、沼ノ台の浅間神社、庚申塚の皇宮神社、高揚の熊野神社、折本の奥瀬神社、本宿の八坂神社、大境の神明宮を合祀し、 既存の水神宮、天満宮、千形神社、権兵衛稲荷神社、三峯神社等と共に境内神社としました。
神職は、天正以降、小山家譜代久楽持家の世襲であります。
位置情報
栃木県小山市網戸2025