埼玉県毛呂山町の

 

 

「出雲伊波比神社」

 

 

 

出雲伊波比神社御朱印

月替わり御朱印。毎月見開きで頒布されます。5月の月替わり御朱印です。

 

 

 

出雲伊波比神社御朱印

雨の日限定御朱印です。

 

 

 

社伝によると景行天皇五十三年(西暦123年)、倭建命が朝廷より東国平定の為遣わされ、毛呂の郷においでになられました。
 

東国の蝦夷たちの勢いはすさまじく、倭建命率いる朝廷軍は大変な苦戦を強いられました。そうした矢先、命は湧き出る霊水を見つけ、その水で禊をとられました。
 

心身ともに清められた命は、斎場を定め大己貴神を招き蝦夷平定の成功を祈られました。神助を得た命の軍勢は士気高揚し、鼓・笛の音も高らかに行軍を始め、再び蝦夷の軍勢と対峙しました。
 

その時俄かに黒雲がたちこめ、その切れ間から巨大な龍が姿を現し蝦夷の軍勢に襲い掛かりました。恐れをなした蝦夷は抵抗を諦め、命の前に朝廷への服従を誓いました。
 

命の危機を助けた龍は地に臥し、たちまちにその体を山と変えました。龍が地に臥し出来た山なので、土地の人はこの山を臥龍山(たつふしやま、がりゅうさん)といいます。
 

戦の後、命は侍臣の武日命に命じて山上に社を建て、比比羅木の鉾を神実として大己貴神をお祀りになられました。これが出雲伊波比神社のはじまりであります。
 

かような経緯から当社は朝廷の崇敬を受け、孝謙天皇御宇天平勝宝七年・光仁天皇御宇宝亀三年には班幣に預かり、延喜式神名帳にもその名が記されております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

位置情報

埼玉県入間郡毛呂山町岩井西5-17-1