静岡県磐田市の
「府八幡宮」
現在、月替わり御朱印の他に東照宮の御朱印をいただけます。
府八幡宮月替わり御朱印
東照宮御朱印
府八幡宮の境内社として東照宮が鎮座。
社殿・本殿
最初に建立されたのは奈良時代ですが、何度も作り変えられ、現在のものは、江戸時代初期(元和3年=1617年)に再建されました。
天平の御代に遠江国司の桜井王が国の平安と繁栄を祈り、国府庁舎内に八幡神を祀られたのが始まりです。
よって延喜式内社に入りませんでしたが、歴代の国司に依り護られてきました。
武家政権に移っても足利氏、今川氏の崇敬も篤く、殊に徳川家康公は、浜松城入城後、今の磐田市御殿の地に平城を作り、南の大地で鷹狩りを楽しんだそうです。
更にその最中葦の影で来たる関ケ原に向けて軍議を重ね、当地から出発をして戦勝を上げた事が「静岡県史」に記されています。
徳川家にとって大変縁起の良い地でありましたから、2代将軍秀忠公が当神社に鳥居を寄進され、末娘の政子様(後の東福門院)が御本殿を寄贈されました。更に、寛永12年には今の立派な楼門、御社殿が再建されています。
楼門
現在の楼門は、寛永12年(1635年)に境内の一連の建物ともに、徳川家によって建立されたという説があります。
随身
楼門の左右に、櫛石間戸神と豊石間戸神の随身が衣冠束帯をまとい、威儀を正して神々を守るために座っています。
中門
寛永12年(1635年)に徳川家の援助によって整備されたという説がある中門になります。
こいのぼり
位置情報
静岡県磐田市中泉112-1