暇 ← こんな言葉を使って恥ずかしくないの? | ワンダー・シャンティशान्तिः「 劣等感から生れた不自然な自己過信 」を卒業できない人達へ
戦後からの洗脳教育(WGIP)と3S政策を受けている人は決まってある言葉を発する。



それは なのです。

特に若者の間では恥ずかしながらも普通に使われています。

” 暇だからカマって & 暇なので誰か遊ぼう、話そう ”などが多く見られます。

この話しを進める前に、私の子供時代と現在までの事を少し話します。

実は私は暇という言葉は使いません。いや、正確には使えないのです。

子供の頃、お小遣いなんてほとんど貰った事がありませんでした。

一回だけお爺ちゃんに” お小遣い頂戴よ~ ”とダダをこねたら・・・


爺ちゃんに「 お小遣いが欲しければ自分で働けこの野郎! 」と怒られ愛情たっぷりのゴットハンドクラッシャー(ゲンコツ)を貰いました(笑)

当時、海外に住んでいたので、街の市場などを周り、店の店長などに” 働かせて下さい ”とお願いをして、そこで仕事を貰い、小遣いを稼いでいました。

はじめての仕事は今でも覚えています。果物屋さんでした。そこで稼いだお金で私は次の事を考え始めたのです。

それは自分で物を作って売る事でした。もともと物作りが好きな私でしたから上げ凧を作り始めたのです。材料の調達から、製作まで全部一人でやりました。売り文句を考えたり、デザインを考えたり、しかも、思ったより売れて本当に楽しかったのです。

当時の私は8~9才でした。学校に行くのが楽しくて、学ぶのが楽しくて、友達と遊ぶのが楽しくて毎日の生活から”暇 ”という惨めな言葉が出る事は無かったのです。


玩具もほとんど自家製、新しい遊びのルールも全部自分達で決めていました。

ま~そんな小学生でした。今でも流行には流されずに、自分でマイブームを作り楽しんでいます。

では、何故?今の若者たちは自発的になれないのか・・・

その理由の一つは 戦後の洗脳教育 にあります。

この記事をまだ観ていない方は是非観てから次に進めて下さい。

[ 誰のための教育か?よく考えて下さい ]

この記事を観て戸惑っている方、愕然としている方いると思います。しかしながら今でもこの洗脳教育が全国で行われています。


もう一つの理由は 親が子供に必要以上にお小遣いを与える からです。

大人ですらお金の歴史・意味・価値も知らないで” お金の洗脳にはまり、逆にお金に使われている ”にも関わらず、それを必要以上に子供に与えるなんて「 まさに無知がなせる業 」無責任にもほどがあります。

お金を必要以上に与えると子供の”考える力・創造的思考 ”を奪います。” お金があれば何だって買えるし、頭を使わなくて済むから楽 ”みたいな感じになります。

これで大体皆さんに理解して頂いたと思いますが、問題なのはこの” 暇 ”という言葉が当たり前のように使われている事なのです。

私は数か月前には病院のベットにいました。でも、暇だなんて思いませんでした。

何故なら、病院でしか学べない事が沢山あったからです。


病気になって気づいた事

苦しみながら気づいた事

病魔と老化を見て気づいた事

病院で見た苦しむ人、動けなくなった人、痛みで奇声をあげる人。

ずいぶんといろいろ考えさせられました。

「 生・病・老・死 」などについて、苦しみながら考えて色々と気づく事ができ、いい勉強になりました。

世の中は学ぶ事で溢れているにも関わらず人々は暇だと言う・・・

本当に惨めで恥ずかしい事ですよね。幸せは自分で起こして手にいれるものなのに、


自分の問題でしょう?

暇だからカマって自発的にはなれないので似た者同士で無意味な傷のなめ合いをしよう。


結局、誰かにそのエゴを共有してもらわないと彼らは寂しくて不安でしょうがない。

それはまるで産まれたばかりのヒナが巣から出られずに、親が持ってくる餌をただ口を開いて待っているのと同じ。

暇と発するヒナは巣立ちがまだできてない証拠です。



その巣(現状)から出て、自分の幸せを探しに大空へ羽ばたいてみないか?


クライシス心理カウンセラー 菊地 英司(きくち・ひでし)