つづきです
団「コージさんは「GAKUZAP」見たことありますか」
コ「おとしだまを観させて頂きました」
団「ヘルボールのですね」
コ「ヘルボールを見た時に恐ろしいなと思って」
団「あのヘルボールに関しては、実践的なって事ですよね」
G「あれね、ヘルボールってみんなパッて見ると見た目的に面白いから単純に重さを耐えるものなんじゃないのか、腹筋があれば耐えられるんじゃないのかとか思う人いっぱいるけど、ウチには腹筋がバッキバキの人が何人も来てる訳、
だけどあれに耐えられる人は殆ど居なくて、それは何でって言うと、内圧が弱かったり腹筋に対する背筋が弱かったり、
実際ヘルボールって叩いてるのは腹筋なんだけど、体に対してボールを落とすでしょ、でも実際には後ろにこれくらいのサイズのアブマットを置くんだよね、つまりボールを落とすって事はこっちからも同じだけのエネルギーが掛かる訳、
そうすると、通常自重で腹筋トレーニングやると腹筋だけが鍛えられて背筋のバランスが悪くなって、最終的にみんな腰を悪くしたり骨のつなぎ目がどんどん弱くなったりするんだけど、ヘルボールをやる事によって腹筋と背筋を限りなくイコールの状態に持って行く事が出来るから、だからヘルボールっていうトレーニングは非常に効果が高いって事なんだよね」
コ「ええ、凄いなあ、それ聞くと凄いしっくりきますね」
団「完全にGACKTさんのせっかんの道具だと思ってました、後輩をせっかんする拷問器具だと思ってました俺」
お話に出てきたヘルボールとアブマット、
あたくし、耐えられる
団「アメフトでヘルボール使う事ありますか」
コ「全然ないです」
栗「やった事ないです」
団「逆に興味あります」
栗「やってみたいです」
団「ガクさん次の帰国はいつですか」
団「落としましょう2人に」
G「僕、今マルタに来てて、マルタにはヘルボールが無いから、スポーツジムに行ってもボールも無いし、ショップに行ってもああいうボールが売ってない訳、『腹筋のトレーニングちょっと弱くなっちゃうな』と思うから、16ozくらいのグローブを買ってきてボディ打ちをするんだよトレーニングの一環で、
みんなはボディ打ちって言うと「ボディを叩く」って思う訳」
全員「うん」
G「だけどボディ打ちで大切なのは、これは殆どの人がやってないんだけど、ボディ打ちってボクサー・競馬・キックボクサーでも練習では勿論やるんだけど、ボディ打ちすると何が駄目かって言うと腹筋強くなるけど背中がどんどんバランスが悪くなっていく」
コ「へえ〜〜〜」
G「だからやらなきゃいけないのは、ボディ打ちしたら背中も同じだけ打たなきゃいけない」
コ「へえ〜〜、初めて聞いた」
栗「あんまり聞いた事ない」
G「だけど格闘技ってルールがあって、ボクシングも背中打っちゃいけないんだよね、K1もそうだし、他の大体の競技が背中って結構急所があるから背中側の攻撃って許されない訳ルール的に、だからみんな背中は受けなくて良いと思うから背中を打つ行為をしない訳、
ボディだけ耐えられれば良いってなるんだけど、確かに痛みとか強度で言うと腹筋だったり前だけを打たれてればそれは強くなるんだけど、あるラインまで能力が上がって行くと、ある点まで行くとバランスを崩して落ちて行くって事が起きるんだよ」
全員(感嘆の頷き)
G「伸びるスピードは若干遅くはなるんだけど、正面から打つのと背中からボディ打ちの両方やる事によって、スピードは遅いんだけど最終的には超えて行くって事が起きる」
栗「知らなかったっすねえ」
コ「凄いなあ〜」
団「ガクさん、次日本帰ったらマイ・ヘルボール持ってマルタに戻るしかないですね」
栗・コ「」
G「前は、実はヨーロッパ行く時はいつもヘルボール持ってたんだよ」
団「持ってたんですか」
コ「そうなんですか」
栗・コ「」
団「お気に入りのトレーニング道具持って行ってるのかなと思ってたんで、この間の帰国の時の荷物、ガラガラって(カート押して)出て来たじゃないですかガクさんの映像で、ヘルボールなかったから『持って行ってないんだなあ』と思って」
G「最近はヘルボールじゃなくて、マルタではボディ打ちを必ずやるようにしてて、腹筋は腹筋でやってボディ打ちはボディ打ちでやってって分けてるんだけど、ボディ打ちをねやるようになって、
昔、僕のセキュリティやってくれてる人で、空道の世界チャンピョンの人がボディガードやってくれてた時があって、身長は190cm体重100kgくらいあって、その彼に僕のボディ打ちをやってくれって、グローブはめさせて僕のボディをバンバン叩くんだけど僕は毎回200回くらい貰うんだよね」
コ「うわあ〜」
G「その後に『背中打って』って言ったら『背、背中ですか?』って言われて」
栗・コ「」
団「まあそうでしょうね」
G「背中ちょっと叩いて』『何回くらいですか』『400回くらいで良いよ』って背中をバンバン殴られる時に、その人が
『背中打ちをミュージシャンがやってる時点で頭がおかしいとしか思えない』って」
団「そりゃそうですよ」
栗「いやぁ凄いなあ〜」
団「ボディ打つ人の方が大変じゃないですか」
G「正直、やってる方もトレーニングになるんだよ」
団「ですよねえ、ちょっとお2人にもお伺いしたいんですけど、普段のトレーニング量・メニューを興味があって聞きたいんですけど」
コ「僕は週に3回くらいですかね量としては、パーソナルトレーニングで2時間くらいやって頂いて、最初の1時間はランニングしたり神経系のトレーニング、ジャンプしたりとか入れた後に筋力トレーニングやってます」
栗「ボブスレーの日本代表の合宿が沖縄であって今日帰って来て、そこではやっぱり重量、重さを上げるトレーニング多かったので、ボブスレーは200kg近いソリを押して走るので根本的な体の強さ重さを上げる必要があるので、デットリフト、スクワットとかベースのトレーニングをデットリフト200kgくらいを」
団「デットリフト200kgですか〜」
栗「スクワットも180〜200くらいやるトレーニングが最近多かったですね」
団「これ多分、今見てる皆さんデットリフト200kgがどれくらいか分かんないと思うんですけど、自分トレーニング始めてまだ半年ですけどデットリフト60kgで20・30回やったら背中痛くて次の日駄目ですもう」
G「もう本当に重たい系のトレーニングって、凄く効果が高い以上に怪我のリスクがヤバイから」
栗・コ「そうですね」
G「だから最近ボディビルディングの世界でも、デッドリフトやダンベルいわゆるスーパーヘビーって言われるベンチを避ける人が出てきてるくらい、本当に怪我のリスクが高くて」
団「デッドリフトは腰が特に」
G「そう、トレーニングで怪我をする可能性が高いって事がこの何十年のトレーニングの歴史によって出てきて、ただ男ってトレーニングしてるとどっかのタイミングで重たいもの持ちたくなるタイミングがあって」
コ「ありますね〜」
栗「間違いないです」
団「分かります」
男子あるあるですかみんな賛同してる
G「しかも誰か仲間が居たりすると「何キロ持てる」って会話やたらやりたいみたいなね」
団「やりたい、分かるぅ〜」
コ「やりますねえ〜」
団「ちょっと興味なんですけど、3人のベンチプレスMAX、何キロくらいでしょう」
コ「僕は135kgです」
栗「僕はMAX150kgまでは」
団「135・150kg、うわあーー」
G「凄いなあ〜」
団「ガクさんは前にベンチあんまり重いのは上げないって」
G「上げない訳じゃないんだけど、さっき言った怪我の事もあるから途中でベンチはやめて、特にベンチはみんなフラットでやるんだよね」
コ「うん」
栗「はい」
G「それは何でかって言うと、普通ベンチって上げるって行為に関して言うと、上げるだけじゃなく支えなきゃいけないから基本的にインクラインってやらない、
僕はそのインクラインをやらないと実践的にはならないと思うようになって、
インクラインも、これくらいのかなり高い角度」
栗「へえー」
団「そんな角度でやるんですね」
G「大体45度から、35・40度くらいの角度でベンチを引いて通常のベンチでなくて、僕はスミスを使ってやるようにしてて」
栗「なるほど」
G「スミスでしっかりと持ち上げるって事を意識してやるようになってからは、でもね1番ピークの時で120kgくらいまではやってたんだけど」
栗「おお〜」
コ「凄いっすねえ」
団「120って凄いっすよ」
G「だけど単純に120kg上げる事って、最初は自分的に凄いと思ってた時もあったんだけど『これ駄目だな』って途中で思うようになって、そこからピラミッドにトレーニングを変えて、ようは上げる重さは10kg単位で上げていって、スタートが55kgで20回、65kgで16回、75kgで12回、85kgで8回、95kgで6回、105kgで4回って上げていくっていう」
栗「結構キツイ」
団「キツそう〜〜」
G「最後はもうよく分かんない状態になってる」
コ「プルプル」
団「俺とか見ている人は、100kg以上持ち上げてる人は全員頭ヤバイです」
」
団「今コメントでも「GACKTさんミュージシャンですよ」ってありましたけど、俺からすると全員同じ筋肉ですよ、筋肉の塊ですよ」
コ「GACKTさんヤバイなあ」
団「本当に3人が集まって、ガクさんちょっと「GAKUZAP」見たいっす」
G「今は100kg超える重さは僕は持たなくなったから、みんなのその重たさ勝負には多分付き合えないと思うんだけど」
団「重たさ勝負じゃなくて、その」
G「でもねキッカケがあったのよ、マレーシアでいつもトレーニング自分でやる時にモニターにトレーニングの映像を映しながらやってた訳、そこで「ミスター・オリンピア」の動画を流しながらやってたの」
G「「ミスター・オリンピア」のトレーニングってめちゃくちゃ面白いんだよ」
団「ミスター・オリンピアって人がいらっしゃるんですね」
G「「ミスター・オリンピア」って競技があって」
団「色んな種目やるやつ」
G「いろんな種目もあるし、基本的にはデッドリフトだったりとか、とにかく重たいものだけやるんだよ、だから体型がみんな160kg170kgの人達が集まって、しかもその人達のトレーニングを動画で見た時に『これ僕駄目だな』って思ったんだよ」
G「それこそ200kg以上のベンチを持って、1回上げる度に10分以上精神統一して」
団「いーー」
栗・コ「」
G「周りでもう応援する人達が凄いんだよ、やろうとしてる人に『いけるぞー』みたいなすっごい気合いを入れながら、やる人がベルトをつけて巻いて最後は『わああああああーーー』って言いながら上げてる姿を見た時に、『うん、これは間違ってる』って思って」
団「ガクさん、今「ミスター・オリンピア」の画像検索したんですけど、全員漫画の「刃牙」の敵キャラでした」
G「凄い人達だし、だけど僕が求めるものはそこには何もなかったから」
コ「はい」
団「GACKTさんにはこの姿にはちょっとなって頂きたくはないなという、ファンの方もそうかも」
G「デッドリフトもそうなんだけど、バーベルを持ち上げてそれを返して上にあげるって行為が1回なんだよね、それで上に上げた瞬間に審査員がOK出したらクリアなんだけど、その世界選手権が毎年あってその世界選手権全部見たんだよ」
団「全部見たんすね」
栗・コ「」
G「ある試合で、世界チャンピョンで何処だっけかな?えーと、アイスランドの人が居て、この人めちゃくちゃ有名で「ゲーム・オブ・スローンズ」にも出てる人なの」
栗・コ「へえ〜〜」
G「アイスランドの英雄って言われてる人なの」
団「ほう、ほう」
G「ちょっと顔が歪んでて、でも可愛いキャラで、体型もめちゃくちゃ大きくて、ところがその人が本番の試合中に、みんなが持てない重さをここ(肩)まで持ち上げた時に観客が『わあああーーー』ってなって(頭上に)持ち上げた瞬間に会場が沸いたんだよ、
『うおーーーーっ』ってなったら、ここのオデコから、持ち上げてるだけだよ、ここから血がピューーーって」
コ「ええええーーーーっ」
栗「」
団「漫画みたい」
G「それを見た時に『これは駄目だ』って」
コ「これは駄目だ」
団「傷をつけた訳じゃないのに、中から破裂するってそれ駄目ですよ」
G「そう」
団「うわあ怖い」
コ「恐ろしい」
G「これは僕が、僕らが行っちゃいけない世界だ、って」
団「なるほど、俺今日本当に勉強になったのが、死ぬ危険性がある危険なスポーツ、アメフト、ボブスレー、ミスター・オリンピアですね、これ間違いなく」
コ「確かにありますね」
団「凄い世界だな、この筋肉話、自分も楽しくてもうちょっと聞きたいんですけども間も無くエンディングになってしまいますけど、ガクさんこれはちょっと一緒にトレーニング、いずれ是非」
G「あっこの前ね「DRAGONGATE」の選手2人と実際に一緒にトレーニングやって、すっごい面白くて、彼らも体には自信があったから色んな情報交換しながらトレーニングやったら面白いですよっていうのを一緒にやったりとかして、
是非今度栗ちゃんとコージくん、僕が日本帰ったタイミングで一緒に「GACKUZAP」やって、「GACKUZAP」実際にやったら2人の筋肉レベルもうバキバキでしょ実際に自分の体がどれだけ「上手く使えるのかテスト」みたいな」
栗「うわーすげえ」
団「面白そう」
コ「やりたいですね」
団「そこではあの噂のヘルボールも見れるんですかガクさん」
栗「あああーー、やったーーー」
コ「ヘルボ〜ル」
団「ヘルボール無かったら、背中400回ミット打ちですからね」
コ「背中殴られてるのちょっと不思議な感じですね」
団「それちょっと本当に見たいです、自分も1リスナーとして、逆にそこで「GACKUZAP」余裕だぜってなったらアメフト選手の身体能力は凄いんだってなる可能性だってあるし」
G「それは半分はおもしろ動画みたいなものだから、その中で雑談も含めて一緒にやって、こういうトレーニングは今後絶対こういう形で繋がるなっていうのを、2人ともプロだから発見する事も出来るだろうし、
それを持って帰って貰うと、出逢った意味あるなとかって思うじゃん」
コ「うん、うん」
団「これは乞うご期待ですね、是非是非」
コ「やりたいすねえ〜」
G「ちょっと今度のトレーニングの時は団長も参加して」
団「遂にですか」
コ「」
G「一緒に「GACKUZAP」をやりながら、ミュージシャン代表として出る」
団「ガクさん、ミュージシャンもっといっぱい居ますよ」
G「やっぱさ、ミュージシャンってさ、さっきの話だけどやっぱさアメフトの選手の方達ってね、さっきも言ったようにこんな風に笑って話したけど、本当に命のリスクを背負ってやってる人達じゃん、さっきも言ったけど僕らはエンターテイメントだから有観客でないと結局エンターテイメントって成り立たないんだよって言ってるけど、
同じ有観客のエンターテイメントでありながらミュージシャンって人間のクズだね」
栗・コ「」
団「もう、間違いないですよ」
G「本当に」
コ「本当ですか、そんな事ない」
G「人間のクズ、僕が言うのはなんだけど、人間のクズ」
コ「いやいやいや」
G「だからね、あの団長も僕もね炎上起きてるとか色んな事あるけど、命をかけてる人達からすると炎上なんて良いじゃんって」
団「そうですよ」
コ「はい」
G「生きてるんだから良いじゃん」
栗「」
コ「そうです」
団「軽トラとぶつかった事あるのかい、って話ですよね」
G「そうそう」
栗・コ「」
G「もう軽トラにぶつかったミュージシャンなんて居ないよ」
栗・コ「」
団「しかも今ここに居る私はクズと言われたミュージシャンの中でも、その中でも「トップ・オブ・クズ」の部類ですから」
団「根性見せつけますんで、どんどん俺にヘルボールぶつけて下さいよ」
コ「いやあ〜面白そうっすねえ」
団「全て泣きながら受け止めてあげますよ」
団「そんな感じで短い時間でしたけども、本当に栗原さん、コージさんありがとうございました」
栗「こちらこそ」
コ「ありがとうございました」
団「ガクさん、是非、是非やりましょうねそれを」
コ「めちゃくちゃ勉強になりましたんで本当に」
G「今度日本に帰った時に、みんなとトレーニング出来るのを楽しみにしています」
コ「やりたいですねめちゃくちゃ」
栗「飛んでいきます」
団「あっという間のお時間でしたけど、これにてお開きにさせて頂きます、ありがとうございました」
最後まで読んでくださりありがとうございます