浜ちゃんの運転で、2件目のお店に向かいます
何故がっちゃんが運転しないのかと聞かれ、
G「横に浜田さん乗るじゃないですか、やっぱり運転しないと申し訳ないなと思ってたんですけど」
浜「はい」
G「マルタ島に免許忘れてきた」
浜「もう、バカ! 何してんねんホンマに」
丸「今マルタと行き来できるんですか?」
G「今はマルタと日本で、仕事ある時に日本帰って来てそれ以外マルタでずっと仕事してて」
浜「この人この後帰るんですよ」
丸「これのため?」
G「・・・そう」
GACKTさまの独特な【間】の取り方に大爆笑されました
G「今回マルタに行って良かったと思ったのが、僕ね元々魚嫌いなんだですよ、全然今まで美味しいと思うことが少なかったんですよ」
浜「そうなん」
G「マルタは魚めちゃくちゃ美味しくて」
浜「じゃあマルタで魚の良さを知った?」
G「そうなんですよ、『魚美味しいよなあ』って思ってから日本帰って来て一昨日も氷見に行って来たんですよ」
浜「氷見?」
G「金沢の下ですよ、富山の氷見ブリって分かります?」
浜「それわざわざ食べに行ったって事?」
G「はい」
丸「ブリのために?」
G「はい」
浜「何それ」
丸「食べに行った際、何で行ったんですか?」
G「ヘリ」
浜「えーーーーーーっ!」
丸「おかしいって」
いやぁ、なんかこの言い方イヤだわぁ〜
丸「別に陸路で行けるじゃないですか」
浜「なあ」
G「じゃあ走っていけばイイじゃないですか」
浜「走っていけばじゃ無しに、ヘリ?」
G「ヘリの方が速かったんで」
丸「まあまあ速いは速いでしょうね」
G「めちゃくちゃ美味しくて、部位によって味がすっごく変わっていくんです」
浜「いやあ〜すごいなあ〜」
丸「牛肉みたい」
浜「この人ね牛肉はほとんど当てはるんですよ、今度格付けで魚にしたろかな」
G「」
丸「今の内っすよ、次にやる時には詳しなってますよ」
浜「全然当てるからさ〜」
G「次にもし、ブリにしてくれたら僕当てられる自信ありますよ」
丸「習得早っ」
浜「」
G「僕は今ブリすごく凝ってますから」
浜「ほんと?」
G「今回のこのお店も行きたくて、行った事ないんですけど、日本一魚が美味しいって」
浜「あ、それで!」
G「美味しい魚を集めることが出来る人がいるって聞いて」
浜・丸「へえ〜〜〜」
G「目利きだけですよ」
丸「GACKTさん目利きとかされるんですか?」
G「魚全然分かんない」
浜「そりゃそうだろう、昨日今日魚食い出した男に分かる訳けないやろそんなもん」
ー2店目「鮮魚専門店」ー根津松本
日本一の魚屋と呼ばれるお店、店主はNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」で特集されるような方
G「超有名、エキスパートですよ」
浜「はい、行きましょう」
G「僕は魚歴が2ヶ月なのでお会いしたくて」
丸「日本一の理由を聞いても良いですか?」
店「高いからじゃないですかね」
浜「選ぶ、アレですよね」
店「そうですね」
G「魚を選ぶ時の、ここは絶対見なきゃダメだよというポイントはどこですか?」
店「まずシルエットです、ボディラインですね1番見なきゃならないのは、顔が小さいのが良い」
G「顔が小さいのが良いんですか」
店「寸胴なのはよくないです」
これは良い情報ですね、普段のお魚選びに役立ちます
見るだけでは分からないので、お店イチオシの北海道産・紅鮭を味見をさせて頂く事に、
年間1000匹しか獲れないオホーツク海手前で獲れるスペシャルな紅鮭
店「多分僕しか持ってないです、北海道産・紅鮭のスペシャルな日本のやつはほとんど僕が抑えてます」
浜「えーマジすか、凄い」
G「買い占めですか」
店「買い占めです」
G「買い占めなんですね」
浜「はっきり言うた」
店「1切れ2000円します」
G「ええっ!」
G「結構本気で今勉強してるんです」
味見の際、浜ちゃんが何の抵抗も無く口に運ぼうとしてシールドに当たってしまいましたぁ
G「絶対やると思った」
浜「マジで今、ボケでも何でも無くやってもうた」
G「あれ?」
続いて、シールドを下げてたはずのがっちゃんも当ててしまいましたぁ
丸「年上2人やめて下さいよ」
G「いや僕下げてた、下げてたでしょ」
丸「下げてましたね」
G「あれ可笑しいな」
下げ方足りなかったのねぇ
お味が全然違うみたいです
浜「塩味がちょうどええわ、めっちゃ美味いねん」
丸「身もそうだけど、皮がパリパリしててめちゃくちゃ美味しい」
G「皮めちゃくちゃ美味しいですね」
店「鮭の切り方ってスーパーだと斜めに切ってるんです、そうすると焼く時鮭が寝るんです、そうすると皮がブヨブヨした感じになる、だから鮭焼く時は倒しちゃダメです」
G「皮が火に対して垂直になるようにって事ですね」
店「そうです」
浜「これはええもん食べたなあ」
それではオススメを見せて頂きます
- 干物セット:2万円
キンキ・ししゃも・めざし・ヤナギガレイ・カマス
G「僕、干物苦手なんですよ」
浜「何が苦手なの?」
G「凝縮した味に対しての臭みが結構苦手だったんです」
店「干物って臭いですよね、うちのは食べたらビックリします、全く臭くないです」
丸「言い切りましたね」
浜「これ言われたらしゃーないな」
G「そんな風に言われると食べなきゃいけないんだなって思います」
- 切り身セット:3万5000円
魚屋では扱わない貴重な高級魚の白河真鯛1切れ6000円のほか、さわら・マナガツオ・紅鮭
- 松葉ガニ:10万円
浜「あなたカニはどうなの」
G「得意じゃないです、なので得意じゃないものって舌めちゃくちゃ敏感になるんですよ、だからカニって食べたらそれが鮮度が良いとか獲れる海域で変わるんですよ、めちゃくちゃ味変わってくるんですよ」
店「変わります」
G「ですよね、これは?」
店「松葉ガニプレミアム、プレミアムだからって良いって訳でもなく、だからどうしたって話で」
G「ぶった斬りますね」
店「使うから言えるんで」
G「カニを見るポイントって見てわかるんですか?」
店「もちろん見た目がごっついのが良いんですけども、触って持ってっていう手触りの感覚なんで」
G「なかなか言葉じゃ言えない感じ」
店「失敗しないと分からないと思うんで」
丸「色々食べないと自分で見て」
店「痛い目見ないと分かんない部分もある」
G「じゃあ今まで痛い目に見られてきたんですね」
店「見ました見ました」
G「全部で15万5,000円ですか?」
浜「全部だとね」
G「全部いきますか」
浜「出たよもう、こいつホンマ」
G「だって選べないじゃないですか」
浜「でも干物も臭みが、うちのは大丈夫やって、食べてみたいもん」
G「干物はまず食べたいじゃないでしか」
浜「なあ、分かる分かる」
G「僕、西京漬も苦手なんですよ」
あたくしも苦手〜
浜「苦手が多過ぎるわ」
G「でも、一流の人に『これ食べろ』って言われたら、ここで食べなかったらもう多分一生食べないんですよ」
浜「でも、分かる分かる、食べないな」
G「カニ、ダメなんですよ」
浜「でもね」
G「このカニはキングオブキングですよ、もしこのカニ食べなかったらどこでカニ食べるんすか?」
浜「そうやなそうやな」
丸「そうっすね」
浜「OK、それは分かった、気持ちはよく分かる、うん」
G「全部いくしかないじゃないですか」
浜「負けても自腹でも買うって事ね」
G「はい」
浜「OK」
3点まとめて、運命のガラガラポン
ステッキに続いてGACKTさま自腹です
G「でも欲しかったんで」
こちらも納得のお買い上げでしょう