ここの所、ハサミの現状が悪化しているのかもしれませんね。
「悪化」と記すに意味をどうかご理解ください。
気をつけないと大切なハサミの寿命が1回の研ぎで十年分くらい
短くなってしまうからなんですね。
このハサミも以前に購入業者に砥ぎとして出したのだそうですが、
刃先だけを削り、裏を当ててしまった為に起こった
最悪な現状でした。
刃先が全く切れない事を知りながら、
ずっと使い続けてしまったモノ。
今となってはその業者との連絡すらつかなくなり、
拙の所に来ました。
メーカー名は出しませんが、とても有名で
新品時の造りも素晴らしいものでしたが、
たった一度の悲惨な研ぎ方で、
全く切れないモノになってしまったという例ですね。
完全に素人の研ぎです。
それを直すのに
作業時間は二時間を超え、冒頭で書いたように
当方の砥ぎからすると二十回分くらいの肉厚を削る大手術でした。
この美容師さんも大変良い方で
販売業者を信じていたためにかける言葉を考えました。
美容師はハサミ業界の現状を的確に知るべきですし、
ネットや他の美容師が良い評価をしているからと言って、
簡単に判断せず、
しっかりと見極める目を持たないと
皆さんの高価なハサミもこのような事になっているかもしれません。
有名はメーカーのハサミでもここまで切れなくなると
海外製の何百円かで売っているハサミの方が数段切れるでしょう。
ロールスロイスが軽自動車より乗りにくいようなくらい切れないんですよ!
販売業者もピンきりです。
気をつけてくださいね。
つまりは何でも良い。
あくまでも拙の感想。
ようは落とし所の話。
またね。
